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地方のローカル線の課題 ‐ JR八戸線の事例

JR八戸線は、八戸駅~久慈駅までを結ぶ全長64.9kmのJRのローカル路線です。その歴史は古く、八戸線1894年1月4日開業しています。1930年には全然開通していました。

開通した当初は、車を保有している人はほとんどいなかったと考えられ、当時の人が鉄道でいかに移動距離を広げられたか容易に想像できます。鉄道が開通してからは、田舎から八戸に買い物に行くことも容易になったでしょう。

八戸~鮫駅

八戸線で利用率が高いのは、八戸~鮫間であり、これは通学の足として利用されたりしています。1日10往復ほどが運行されていて、おおよそ1時間に1本ぐらいの割合で運行されています。

特に利用が多いのは、八戸北高校に通学する人であり、八戸南高校があった時までは、南高校に通学する学生が鮫駅まで利用していました。今は、南高校が廃校になったことにより、主に八戸北高校に通学する人が利用することが多くなっています。

鮫~久慈市の問題

鮫から久慈市までは、1日9便しかありません。2023年には、種市駅も無人化されています。