これで夏バテ解消?完全栄養食のラーメンとは!?
今年の夏も例年通りアチィですよ。皆さま、アチチすぎて夏バテになってはいませんか。もしあなたが夏バテになってしまって、「毎日のご飯は素麺にネギを刻んで入れれば栄養満点だ!」と自分に言い聞かせて素麺をすすっている私の同士であるのなら、よく聞いてほしい。
そんなもの、カロリーと塩分、それから微量のビタミンしか取れないぞ!もっと体に必要な栄養素はたくさんあって、それらを摂取しないと夏は克服できないぞ!これはもちろん、筆者である私自身にも心を鬼にして叫んでいる。
そんな同士たち(筆者を含む)に朗報があります。(拍手!)
なんと、8月19日から日清食品のオンラインストアで、「完全栄養食」になるカップラーメンが発売されたのです。「完全栄養食」というのは、食事に必要な栄養素がすべて含まれている食品のことで、これは夏バテの人にとって画期的な発明になりそうです。
その名も「All-in NOODLES」。
私は縁あってこの新商品の「発売記念試食会」に参加することができたので、この記事を利用して商品の紹介をしようと思います。記事の中では、商品の良さはもちろんのこと、私なりの文章センスを駆使して食レポもしているので、文章を読んで少しでも味わいが伝わってもらえると嬉しいです。
なぜ完全栄養食が作られたのか
「新型栄養失調」という言葉を聞いたことはありますか。これは、社会が食糧不足によって飢えているわけではないのに、栄養不足に陥ってしまっている現代人が多くいることを問題にした言葉です。
上の表は厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査」の内容で、緑色で塗られている栄養素が、人が1日の活動に必要な量を十分に摂取できていることを表し、赤色で塗られているところは不十分であることを表しています。これによると、1990年代には十分に摂取できていた栄養が、2010年代になって不足している傾向が見えてきます。反対に脂質の摂取量は増えていて、1975年の時と比較すると約5gは増加しています。
コンビニやスーパーに行けば手軽に食べ物が手に入るこの時代に、このような「新型栄養失調」を引き起こしてしまう原因はいったい何なのでしょうか。私はこの原因が核家族の減少と現代人の忙しさにあると考えています。
最近の日本は結婚年齢が上昇しているので、自然と一人暮らしをする人が増えています。会社勤めをしながら家事をこなすというのは、とても難しくて手間がかかることです。仕事が忙しい人にとって、食材を購入してから自炊をする作業は簡単に済ませたいと思う人が少なくないはずです。これにより、時間をかけずに簡単に調理できるが、栄養価があまり高くない冷凍食品やコンビニ弁当に手を伸ばしてしまう人が多く、「新型栄養失調」へと陥ってしまうのではないでしょうか。
そして日清は作ってしまった。
そう、「完全栄養食」のラーメンを。この商品は見てわかる通り、ラーメンの麺自体に体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。これは日清食品の麺開発における新技術「栄養ホールドプレス製法」が使われているので、ビタミンやミネラルなどの栄養素を麺の中に閉じ込めることができるのです。この技術のおかげで糖質を40%カットすることに成功し、さらには栄養を豊富に取り入れることができるようになりました。
しかも、普通のカップラーメンと同じように、かやくをいれてからお湯を注ぎ、6分待つだけで簡単に調理できます。実際に私もお湯を注いで食べたのですが、普通のカップラーメンと同じように作るだけでした。こんな簡単に栄養満点の食べ物が食べられていいのかと不安になるくらいです。忙しい人にはぴったりの商品ですね。
味の種類
それでは、気になる味の紹介に移りましょう。味の種類は3種類です。
・「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」
・「パクチー香るトムヤムまぜそば」
・「ごま香る濃厚坦々まぜそば」
はい、すべて汁なし(笑)
おそらくこれは汁があると、味が濃いたれのようなものを入れる必要があるからだと私は勝手に予想しています。カップラーメンの汁は味が濃くて体に悪いですもんね。本当のことはわかりませんが...
それでは食レポにいってみよう!
*食レポは筆者のキャラが文豪(自称)へと変化する場合があります。
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『卵黄だれとラー油をきかせたコク旨そば』
ここはどこの油そば屋だろう。僕は昔、友人と池袋の油そば屋を探し求め、あの雑多な繁華街を歩き回ったことがある。このラーメンを口に含んだ瞬間、その風景が久しぶりに頭の中で蘇った。フラッシュバックとはこのことを指すのだろう。
その友人は僕が言った普通のラーメンが食べたいという意見を華麗にスルーし、食べログで検索した油そば屋へと勝手に進んでった。あまりの早歩きに、僕も小走りになりながら彼の後を追う。
しばらく歩いて高架下の油そば屋にたどり着いた。この油そば屋は店のさび付いた外観から、なんだか怪しい雰囲気を醸し出している。彼は一呼吸置いた後に入口の暖簾をくぐり抜け、まるで常連客のように油そばを注文する。僕も彼の後に続いた。
10分ほど待ってから運ばれてきた油そばは、本当に見事なものだった。若干味が濃くて、醤油とかつお節のエキスがきいたイメージ通りの油そばだ。食欲を抑えきれなかった彼は、ひたすらにそいつを胃袋へと流し込む。
僕は彼に声をかける。
僕「これめっちゃうまいな。当たりだね。」
友人「・・・」
彼は僕に返事をする時間が無駄だと言わんばかりの猛スピードで、一所懸命麺に食らいついていた。そのくらいこの店の油そばがおいしかったのだろう。あれから僕は、その友人とはラーメンを食べに行っていない...(無視されるから行きたくない)
そのくらい新商品の油そばもおいしかった。
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『パクチー香るトムヤムまぜそば』
あまり嫌いな食べ物が思い浮かばない僕が、これだけは苦手な食材だと認定してしまった野菜、それがパクチーだ。今回の新商品には苦手なパクチーが含まれているので、このまぜそばを食べる前の僕は非常に不安だった。しかし食べてみて初めて、このパクチーはいけると思った。パクチーが持っている独特な臭みをあまり感じないのだ。一般的な料理にパクチーを入れると、最悪の場合はパクチーの香りが強すぎて、パクチーの香りしか感じられないことがある。
僕が浪人時代に池袋で食べたタイ料理屋で、「トムヤムクンラーメン」というメニューがあった。そのお店は本場の味を大切にしていて、トムヤムクンのスープ内に大量のパクチーが入れていた。これにより、麺を一口すするごとにパクチーの香りがフワッと鼻に抜け、咀嚼してから飲み込もうとするたびにむせてしまい、最後は呼吸困難に陥ってしまった。
今回の新商品ではこの呼吸困難が全くなかった。(あたりまえか)さらに、この混ぜそばに含まれているレモングラスがトムヤムクンの辛みをマイルドに抑えているので、辛いものが苦手な人でも食べやすくなっている。僕はこの味のカギを握っているのはレモングラスだと勝手に推測した。そのぐらい、この混ぜそばのレモングラスはさっぱりしていておいしい。
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『ごま香る濃厚坦々まぜそば』
これは山椒が効いていて、舌先がピリッとする辛さが癖になる味だ。ごまの風味もきちんと感じられ、本格的な坦々まぜそばの再現に成功している。
僕はこの味のまぜそばをお土産でいただいたので、試食だけでなく、一食丸々食べることができた。
見た目の通り、十分本格的な坦々まぜそばだった。量は成人男性だとやや少なめくらい。しかし、腹八分目まで食べることが一番体に良いというし、これが適量なのかもしれない。完全栄養食を購入する人はきっと、健康を意識して量を気にする人が多いのだろう。
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結局のところ、何味が人気なの?
試食会に参加していた人たちの間で味別の人気投票を行っていました。上の写真の通り、私が確認した時はトムヤムクンまぜそばが一番人気でした。この記事を読んで気になった方は、トムヤムクンまぜそばをお試しで食べてみてはいかがでしょうか。ちなみに、私のおすすめは油そば味です。
今年の夏は、皆さんも「All-in NOODLES」を食べて夏バテを克服し、健康な体を手に入れましょう!同士たちよ、頑張ろう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
これからの可能性に賭けてくださいますと幸いです。