【採用はじめました】観光への「誤解」と、これからの時代に観光を仕事にする「意義」
さいきん良い感じにnoteを更新できるようになってきました。なぜかフォローして頂いている1.2万人の方々の期待に答えられるようにがんばります・・・感想をコメントやtwitterでいただけると嬉しいです(株式会社TABIPPO・代表取締役 清水直哉)
すごく久しぶりに、うちの会社(TABIPPO)でガッツリ採用をします。
ちょっと前にTwitterでつぶやいたところ、すごく反響が大きくありまして。じゃあ、せっかくだしどんな人に来てもらいたいのか、なにを感じて仕事をしてもらいたいのか、僕らがいまなにを考えているのか。そういうことを書こうかなと思います。
今回書くのは「観光という仕事への誤解」と、「観光という仕事をする意義」についてです。
ちなみに、ここで言う「観光」ってなに?どこまでを指すの?という議論はひとまず控えます。ざっくり「観光・旅行」などの領域という認識をして頂ければ、広義の「観光=ツーリズム」です。
まずは、これまでの「観光」という仕事への誤解を書きたいと思います。他にもたくさんありますが、今回は我慢して2つだけです。
誤解1:観光って、ダサい。
自分たちで「観光」をテーマにした仕事をしていて思うのですが、観光はすごく「ダサい」仕事だと認識されてると、個人的には思っています。冷静に、客観視して「ダサい」と思われてるなぁと。
まず、儲からないイメージが強い。事実として、生産性がすごく低いことは産業や業界全体の課題でもあるのですが、結果として働いている人の年収は総じて低いですし、優秀な人材もなかなか集まりません。
あと、泥臭いイメージもあると思います。
もちろん、観光業界におけるすべての事業、会社に当てはまるとは思っていませんが、業界全体を俯瞰すると大きな課題であると認識してます。このあたりは、 デービッド・アトキンソンさんの本で語られるのでぜひ、読んでみてください。
とにかく、高付加価値な産業、仕事にしていかないといけないのです。
誤解2:観光には、なにか特別な知識が必要。
あとは、もう1つ。観光という業界には、なにか「特別な知識としての専門性」が必要と思われているフシもあるんじゃないかなと思ってます。
旅行業法とかもありますし、観光学部とかもありますし。そういった意味での「観光」の専門的なナレッジのイメージです。
ただ、これも誤解です。もちろん、観光をアカデミックなものとして勉強して、業界で活躍している人はいますし、そういった人は増えていくべきだと思いますが、観光に関わるほとんどの人は観光のナレッジをもともと持っていたわけではありません。
TABIPPOのメディアで、旅を仕事にする経営者3人が語っている記事を作ってもらいました。他業種からどんどん人にきてほしい。(URLこちら)
どちらかというと、観光に足りていないのは、専門的な「スキル」だと思っています。ビジネスや経営、マーケティングやデザイン、テクノロジーなど。ITやベンチャー企業で働いてスキルを身に着けた人が、観光業界にどんどん入ってくれるといいのですが、ここにも誤解があるんだなと思っています。
--- ここからCMです(*´ω`*)! ----
スキルのもった人たちに観光ビジネスを立ち上げてほしいという想いで「POOLO NEXT」の募集をスタートしました。観光業界における次世代リーダーになりたい方は、ぜひチャレンジしてみてください
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これからの時代に、観光を仕事にする「意義」
そんな誤解がある中でも、僕自身は、もちろんTABIPPOという会社で働く仲間たちも「観光」に関わる仕事は素晴らしいものだと考えています。また、2020年のコロナの影響で、それはより一層加速したとさえ思っています。
たくさんありすぎて、語りきれないのですが、今回は2つ。観光を仕事にする意義を挙げてみました。
意義1:観光は、誰もがやりがいがもてる仕事
まず、本来「観光」というものには、誰しもがやりがいをもって関われる仕事のはずです。
誰しも自分が生まれた「地元」や「出身地」というものはありますし、国内・海外を旅する中で「大好きな土地」がある人も多いと思います。
コロナによって、大好きな土地や地元を応援するために旅や消費をする「応援消費」は1つの大きな潮流となっています。大好きな「〇〇」のために何かをしたい!と思っている人は多いのです。
僕の地元は群馬県です。海はないですが、魅力的な場所はたくさんあります。もっと地元に関わる仕事もしたい。(photo by けんちょ)
ちなみに「観光」という言葉の由来は「国の光を観る」という言葉から来ています。諸説あるのですが、僕はこの説がだいすきです。
意義2:観光は、持続可能な世界をつくる。
また、実は「観光=ツーリズム」というのは、すべてのSDGsにおける目標に対して幅広く貢献できると言われています。観光業界は、SDGsの達成において非常に重要な役割を担っているのです。
国連でも「Tourism(観光) for SDGs」なんて言われ方もしています。知らない方も多いのではないでしょうか? by UNWTO
そんな意義のある仕事としての「観光」だからこそ、もっとたくさんの人にこの業界に関わってほしいと思っていますし、次世代を担う若い人たちと一緒に「観光」を盛り上げていきたいと思うのです。
それは、本業としてでもいいですし、副業としてでも良いと思います。どんな形でもいいから、観光に関わってほしい。そう思っています。
このあたりについては、一つ一つ深堀りができるので、詳しくは別のnoteでも書こうかなと思います。
ということで、広く、オープンに仲間を募集中です。
長くなりましたが、けっきょく言いたかったことは、これです(笑)
「観光」のど真ん中で仕事をしている「TABIPPO」で一緒に働きませんか?
いままでは、正社員の採用にこだわっていましたが、これからはもっと広く、オープンに、副業でも関わってもらえる人を増やしてチームを組んでいこうと思います。
ぜひ、正社員でも、副業でも、ご応募をお待ちしています!
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