「同調圧力」 日本社会はなぜ息苦しいのか
島国である日本には「世間」という独自のコミュニティが存在する。
世間は人々にとってセーフティネットの役割を果たし、皆それに守られて生きている。
その「世間」の中で少しでも違うことをしている人を見ると
「ズル」だと感じてしまうのは、自分の存在する「世間」というセーフティネットが崩れてしまうことへの恐怖があるから。
だから、異なる人を見ると、和を乱しているように感じて、叩かずにはいられなくなる。
多様化する社会において、希薄化する「世間」という概念。
帰属意識を感じたい人々が作り出す「仮想の世間」。仮想敵を作り出して「世間」に所属していると感じたい。
「親の顔がみたい」→犯罪者の親は犯罪者ではない。親子心中は日本だけ。
「個」というものが非常に弱い日本。
social justice warrior (社会正義戦士)
変化が怖いから、変わったものを叩いて爪はじきにする。(自己責任論 シリア人質、安田純平さん)
個性を相互に受け入れて、自分はもっと個性を発揮しつつ、人とは違う自分自身という存在に自信を持って生きていきたい。