ASEAN M&A時代の幕開け

転職を機に、職種も法人営業から、海外事業企画の部署へと移動になった。

そこで、我が社が海外マーケット進出への戦略として重んじるM&Aについて少し学んだ。

その中でも個人的な興味が強く、且つ、明らかに成長マーケットであり、会社としても地盤形成がこれからと言うASEANに特化して。

まず、M&Aの効果から。

M&Aは「時間を買う戦略」と言う言葉は、恥ずかしながら今回の転職活動を通じて初めて聞いた言葉だったが、その言葉の意味する所とは、、

M&Aは実際に活動している企業を買うわけだから、生産も販売も即戦力の経験者集団を使うことが可能であり、かつ今あるマーケットにダイレクトで参入することで、スピード感のある企業成長が可能であるということ。


次にASEANの魅力については以下。

成長性、地理的な近さ、心理的な近さ、親日国(ODA)
2050年にはGDPの49%をASEANが占める。(現29%)

ASEAN諸国の企業にとっての売却目的としてはまず、

日本ブランドが使えること。

そして、背景としては後継者難、高金利による資金調達難といったところもあるそう。


本書を通じて、M&Aの有効性とその中でもASEAN市場の将来性を掴んだ。

そして、いかに日系企業がM&Aを推し進めるべきかについても。

国内市場だけに目を向けていて成長していける時代はとうに終わった。

これからの企業成長には、海外事業の貢献が不可欠。

日系企業の海外戦略をリードしていく存在を目指したい。

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