【衆議院議員選挙】
衆議院議員の任期満了または解散により新たに全議員を選出する選挙。衆議院議員の任期は 4年、議員定数は 465(2021年10月現在)。選挙制度としては1994年以降小選挙区比例代表並立制が採用されており、有権者は小選挙区の候補者名と比例代表区の政党名をそれぞれ別の投票用紙に書いて投票し、小選挙区制で 289人,比例代表制で全国 11ブロックから 176人を選出する。
例代表制は「拘束名簿式」が採用されており、政党はあらかじめ当選順位をつけた候補者名簿を提出し、得票数の多い順にドント式(1、2、3という整数で各政党の得票数を順次割り、その商の大きな政党から議席を割り当てる方式)で当選者を決める。ただ、小選挙区との「重複立候補」や「同一順位」も認められており、小選挙区での当選者は比例名簿から除かれる。同一順位の候補者の順番は小選挙区での惜敗率(当選者の得票数に対する当該候補者の得票数の割合)の高い順になる。
なお小選挙区制は死票が多くなるため、選挙が終わるたびに選挙結果が自らの思惑通りにならなかった政治系ツイ廃アカウントたちが「民主主義は死んだ」と民主主義さんの死亡を宣告することは恒例行事となっている。
<参考>
https://kotobank.jp/word/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95-3391