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【自民党幹事長】
自由民主党幹事長は、総裁を補佐し党務を執行する。
自民党総裁が内閣総理大臣を務める場合は、幹事長が自民党の党務の執行者ー責任者となり党務全般を取り仕切り、その重責は俗に「事実上のナンバー2」「閣僚ポスト2つ分」とも言われる。任期は1年で再任の制限無く、総務会の承認を得て総裁が決定する。
幹事長の最大の仕事は選挙の指揮で、自民党の選挙対策本部は、総裁、副総裁(非常設)、幹事長及び選挙対策委員長並びに総裁の指名する本部員で構成されるが、総裁が総理大臣の場合は幹事長が実質的にトップとなり、立候補者に対する公認権を持つことになる。この公認権と党財政の管理権が幹事長の権力の源泉となっている。また国会対策委員長の人事の決定権を持ち、国会対策も所掌する。
中選挙区時代は対立しがちな自民党内の派閥間の調整役という側面が大きかったが、小選挙区制と政党交付金制度が導入されたことで、選挙における派閥間の直接的対立が減少し、他方で党財政が充実したことで、21世紀に入り幹事長の権限は強まり、他方で派閥の結束力は弱体化した。なお幹事長室は自民党本部の「二階」ではなく「四階」にある。
<引用>
自民党幹事長(wikipedia)
自民党党則
https://www.jimin.jp/aboutus/pdf/organization.pdf