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【消費者物価指数(CPI)】

全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する指数。家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成している。指数計算に採用している各品目のウエイトは総務省統計局実施の家計調査の結果等に基づく。品目の価格は総務省統計局実施の小売物価統計調査によって調査された小売価格を用いている。結果は各種経済施策や年金の改定などに利用されている。

上記の総務省公式見解に対しては、家計調査に回答できる世帯が偏っているためバイアスがある、小売物価統計調査の品目の代表性が疑わしい、品質調整の影響で実際の支払額と乖離する、持家の帰属家賃と言われても家持ってないぞボケなど、統計上の問題から感情論まで批判がある。

財・サービスの値段が上がると文句を言い出すのに、なぜか物価を上げたがる界隈が統計作成方法も理解せずに好んで使うことでも知られている。

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