プロ野球順位解説
以前の投稿(https://note.com/shimenouchi11/n/n41753bde4958) で順位予想をしまして、今回はその理由を簡単ながら解説していきます。好き嫌いなく、できる限り公平に判断しましたので先にご了承くださいまたこの順位予想はオープン戦はじまってまもない頃のモノとなってますので現在の勝敗など考慮しておりません。
▼ヤクルト
抑えのマクガフがいなくなったのは大きいが、過去抑え経験ある石山だけでなく、経験豊富なリリーフ陣がたとえ日替わりとなっても一年間うまく進められると予想。近年ポジション固定に苦労してたショートは昨年ブレイクした長岡がいることで野手は厚みを増すこととなったのが今年も活きてくる。また昨年活躍したオスナ、サンタナの両助っ人が計算できることも大きい。
▼DeNA
一昨年の最下位から一気に2位まであがった原動力は何と言ってもリリーフ陣。昨年途中から勝ちパターンに入った伊勢とリリーフ転向が大成功した入江の両選手が一年間フル回転したのはとても大きい。
一方で打撃陣はやはりオースティンの早期復帰が切望されるが、そこを新外国人のアンバギーや他の選手に期待せざるを得ないのが痛手。またショートに軸になる選手がいないのと、センターの桑原が昨季と同程度の成績だと昨季同様接戦を強力な投手陣でなんとかモノにする戦いになると予想。嶺井の抜けた捕手は現有戦力でクリアできると思うので割愛。
▼阪神
高橋、伊藤の両サウスポーが不在でもリーグ屈指の投手陣は今年も健在。特に昨季大ブレイクし、侍ジャパン入りした湯浅が抑えに回ることで逆算して試合に臨めるのも大きい反面、抑えの経験の少なさがどう影響するか注目したい。
盤石な投手陣に比べて野手陣は不安が残る。昨年活躍した中野がセカンドにコンバートし、それにより空いたショートのポジションに入る予定の小幡と新外国人頼みの両翼が未知数。そのためポジション固定を公言してることがマイナスに働くと予想したためこの順位となった。
▼中日
抑えのマルティネスが今年も抑えに座ることと、実績十分な涌井、砂田が加わることで文句の付けようがない投手陣。それを引っ張る木下が健在なことも大きい。
一方で野手陣は新人と外国人頼みで、外国人はビシエド以外来日一年目ということもあり、年間通して活躍できるか不明なのがこの順位となった。
▼広島
なんといってもエース大瀬良の復活が鍵。昨季と同程度となると他の選手への影響を考慮すると厳しいシーズンとなる。とはいえ強力な投手陣なのは間違いないので、もう一つの鍵は野手陣。
長打力不足は否めず、さらにここ2年素晴らしい成績をおさめていた坂倉が捕手に専念する今シーズンはこれまで同様の打撃成績を期待するのは些か重荷を背負わせすぎている。その分のカバーを新外国人に頼らざるを得ないためこの順位を予想。
▼巨人
投手も野手も過渡期ということでこの順位となってしまった。
戸郷、大勢と軸となる選手は出てきたのは大きいが、それに続く選手が少し乏しいのが大きく影響している。
打撃陣ではここ数年言われ続けている坂本の後釜を含めた高齢化問題。34,35歳が非常に多く、そこに追いつき追い越す勢いのある選手が切望される状況というのはなかなか厳しい。
以上がセ・リーグの順位予想解説となります。
次回はパ・リーグ編(予定)です。
そちらもどうぞよろしくお願いします🤲
注連内博之
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