トミージョン手術
肘の内側側副靱帯部分に他の部位の靭帯を自己移植する手術
今現在日本のアマチュア選手でも相当数の選手がこの手術を受けてることを見聞きしている。
なぜ手術をしないといけないのか?
それは靭帯は再生しないから…
対象部位の強度を保つには手術しか方法は現在はないのだ。
(イメージとしては結束バンドをイメージしてもらえばわかりやすいかと思う)
本来トミージョンを受けた選手は、選手寿命が5〜10年延びると言われている。
今回大谷翔平は手術して復帰してから3年程で再発した…それだけをみても二刀流としてハイパフォーマンスを出し続けるのは相当たいへんなことはわかる。
(個人的には今年の移動なども問題だと思ってる。それはMLB側の問題だが改善してもらいたい部分だ)
今回の悲報を聞いて正直ショックを受けた。
もっとはっきり言うと衝撃すぎて言葉は失くなるし、今もだが信じたくない気持ちでいっぱいになった。
それは大谷翔平という選手・アスリートがこれまでみせてきてくれた姿勢(取り組み方)が個人的に理想形だったからだ。
トレーナーとして
治療家として
これ以上、万全を期す選手はいないのではないか?
現時点での終着点ではないか?
…そんな想いでみていたからこその衝撃だった…
『どんなに準備をしていてもダメなときはダメ』
理解してる部分と納得してない感情が、これまでのトレーナー生活の頭の中にずっとあったこと。
しかし、だからこそ思う!
そこまでやってもMLBで二刀流としてどちらもトップクラスの成績を納めるのは凡人の想像を遥かに凌駕していることを
また、そこまで(準備など)してなかったらもっと早く故障していた可能性があったことを…
今後大谷翔平がどんな選択をし、どんな競技人生を歩むかなんて微塵も想像できないが
本人が選択し望んだ人生を応援する、ただひたすらに…。。。
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