クソデカ子宮筋腫どうするか日記②
混み合ってる産婦人科
ビビりながら検査結果を聞きに行った。
椅子に座りきらない人が待ってた。
妊婦さん、赤ちゃんを連れた定期検診っぽい人、待ち時間もノートPCをカタカタするスーツ姿の人、親に連れられ気だるげに症状を紙に書く学生さん…
世の女性たちの縮図みたい。みんな色んな生活を送りつつ頑張ってるんだな。
どうせ待ち時間が長いだろうと踏んでKindle端末を持っていった。
なんとなく読んでいたのはダンガンロンパゼロ上巻。
(最近ダンガンロンパの実況を見ていたため)
スプラッタ描写に次ぐスプラッタ描写。病院で読むものじゃなかったな。
血液検査の結果発表
二時間くらい待たされやっと名前を呼ばれた。
今朝届いたばかりらしい新鮮な血液検査の結果表が届けられた。
(今日には届いてると聞いてきたんだけどそんなギリなのか)
ひとまずガンの心配はないらしい。よかった!!
指摘されたのはあまりに低いらしいヘモグロビン値、8。
(本当は二桁ちょいないとダメらしい。赤点だわ。)
要は鉄分不足。つまりは貧血。
そういえば中学生の頃、ふらふらで朝に弱く
あまりにも体調が悪かった時に受けた血液検査で言われたことがある
“鉄欠乏性貧血”の言葉。
デフォルトがふらふらなため身体が慣れてしまっていたけど
改めてそういえば私って貧血だったなと思い出した。
ここ数年、私の体調は低気圧に振り回されていた。
気圧が下がれば頭痛と吐き気。低気圧やばいしか言わない日もあった。
低気圧対策の漢方があると知り多少改善された時は本当に嬉しかった。
ここ最近は乗り物酔いがひどくなるべく車に乗らないようにしていた。
(仕方なく乗らなきゃいけない日も途中で酔ってしまいふらふらになりながらドラッグストアで酔い止めを買った。店員さんに心配かけて申し訳なかったな。)
調べてみたらこれらも貧血と関連があるらしい。まじか。
後の検査は大きな病院に行かないといけないということで
隣の市にある大きな病院を紹介してもらうことになった。
手術をするにしても貧血では受けられないということで鉄剤と胃薬を出された。
「人によっては気持ち悪くなって飲めなかったりするので無理せず」と言われビビる。
幸い、鉄剤を出されてから2ヶ月ほど、まぁまぁ飲めている。
(胃がムカつくし食欲はなくなるけれど)
紹介状は郵送で届いた
あまり病院にかかることもなかったので大病院なんて行った記憶がない。
紹介状が郵送で届き当日の導線まで丁寧に書かれていた。
いよいよ大事になってきたなという実感。
両親にも病院に行くことを伝えた。
心配はしていたけど私の判断に任せてくれることがありがたい。
鉄瓶で白湯を飲む
予約の日まで一週間以上はあった。
鉄分不足を解消するために鉄剤を飲みながら他にも何かないかと調べていたところ
”鉄瓶で沸かした白湯を飲む”という方法を知る。
(そこまで鉄を摂取出来るとも思えないけど身体には良さそう)
お手頃価格の鉄瓶をアマゾンで探すも出てくるのは微妙な製品ばかり。
鉄瓶といえば南部鉄器。そもそも南部鉄器の定義ってなんだ?と調べたところ岩手県で作られたもののみらしい。
(商標登録あーだこーだで偽物出回ってるらしくアマゾンのラインナップが腑に落ちた)
どうせならちゃんと”本物”がほしい。デバイスオタクは形から入るんだ。
南部鉄器OIGENさんの鉄瓶のページを何時間も眺め色々考慮した結果、一番小さな”鉄瓶 どんぐり”というものを購入した。
(もうちょっと大きいものも良かったけど貧弱な腕で持てる自信がなかったため)
鉄瓶というものは錆びないように工夫しつつ使うものらしい。
伝統工芸に対する学びを得られた。
鉄瓶 どんぐり、丸くて小さくてとても可愛い。
白湯モチベが爆上がりし後日、白湯専用マグも買う。
すぐ適温になり保温してくれる。とても良い。
コーヒー大好き人間VS鉄欠乏性貧血
コーヒーがないと動けないくらいコーヒーが好きだ。
コロナ禍でカフェに行けなくなったことをきっかけに自分で豆を挽きちゃんとスケールを使ってドリップすることを覚えた。
美味しいコーヒーさえあればなんとかなるとまで思ってる。
しかしコーヒーも飲み過ぎはよくない(当たり前)
鉄は増やしたい。でもコーヒーも飲みたい。
デカフェのコーヒー粉を試してみた。
大好きなあの人なんだけど薄らぼんやりとしていて誰だ…?というような味で切ない気持ちになった。
いっそ鉄瓶で淹れたらプラマイゼロにならないだろうか。
鉄瓶で淹れたデカフェのコーヒーはちょっとだけ美味しい気がした。