#2 好きなものの理由を探る PORSCHE 987 Boxster S
好きなものの理由を探るシリーズ第二弾は、PORSCHEの987ボクスターです。
ポルシェに乗りたいって思うようになったきっかけってなんだったかな。
もちろんポルシェは昔から知っていたけど、それは一生で一回でいいから所有してみたいな、という憧れだったな。
憧れてた割には、なーんにも調べたりしなかった。
エンジン?ロゴの由来?空力を考慮したデザイン?
なーんも知らんけど、単にポルシェに憧れてた。
転機になったのもなんだったか忘れたけど、思い返せば一度もポルシェに乗ったことなかったから、せめてまぁ一回くらい見ておこうかなと思って、なんとなーく中古屋さん(最初から新車は検討外)のWebページを眺めてたら、目が止まったのがあった。
ラピスブルー、赤のブレーキキャリパー、ゴールドのポルシェマーク、銀のエアインテーク、ベージュの内装...。デザインもかっこいいんだけど、この配色はやばいでしょ。一目惚れですね。完全に。
綺麗なんですよ。何せ。
暗いところではブラックからブルーへのグラデーションが見えて、本当に美しいんですよ。結局少し悩んだけど、一目惚れしたこの子を買うことにした。
(即決できなかったのは、左脳的な考えが邪魔してたんだと思う。)
ところでポルシェのボクスターは多くの種類があるけど、それぞれの良さもあるんだけど、今はこれが一番好き。
ライトの上の部分がプレスでなく、完全に曲線を描いていてレトロな感じとか、目が上目遣いなので、小一時間対話ができますよ。本当に。
好きな理由。。
色とデザインとブランドかなぁ
なんで?となってくると難しい。自己顕示欲かもね。
一生の中に、一目惚れして買えるものってどれくらいあるんだろう。
本当に気に入って、何度見ても惚れ惚れして、ずーーーっと見てられる様な。。
自己顕示欲だろうが、浪費だろうがなんでもいい。
自分が欲しいと思って、一緒にいたいと思ったモノと一緒にいられるのって、幸せですよね?
前回のROLEXと比べると、文章がかなり右脳的。
自分にとってこの車は「感覚に訴えかける」モノなんだろうな。
ROLEXも好きだけど、あまりそこにEmotionalな感情は乗っかってこない。
うん。ROLEXはある種の最適解としての好みだから、説明ができるんだな。
ポルシェは感覚で好んでいるモノだから、説明ができない。
そういうことだ!
今後はもう、生活が破綻しない範囲であれば、一目惚れのものは迷わず買うことにする。だって毎回見てうっとりするくらい好きなモノ、手元に置いておいた方がいいに決まってる。お金はなんとかならないけど、迷っている時間、迷っている間に売れてしまって手に入らなくなった後悔、それを考えたら買った方が合理的だ。
それにしても美しい。
Shimeji & Oyaki