5.好きなしめちゃん(+81 dance studio)

アイドルが踊る姿を見て元気が出る。ダンスを楽しむアイドルの魅力は芸術の域に達していると思う。

ただのアイドルのファンの私から見てもTravis Japanのダンスがすごいということは、彼らのダンス動画をYouTubeで見たときにわかった。


私はダンスの知識が0の素人である。ダンス用語も知らないしダンスの技術のすごさは理解できても何がどうすごいのかは説明できない。上手いか下手かの極端な判断ならできる。
知識はないけれどダンスを見るのは昔から好きだ。特に楽しそうに踊る人のことが好きだ。

ダンスを武器に活動しているTravis Japanが踊りまくっているYouTubeのダンスチャンネル(詳しくはお調べください)が「+81 DANCE STUDIO」。私はこのチャンネルを見始めてからトラジャのことをさらに好きになった。
このチャンネルは企画も素晴らしいのだが、昔のジャニーズの曲とトラジャの親和性もとてつもなく良い。神の采配。自分がまだ生まれていない時代のジャニーズの名曲を、トラジャを通して知り好きになるという新しい体験も味わわせてもらった。
+81チャンネルを毎週楽しみにして追っていた頃の私は箱推しだった。しめ担になってから改めて動画を見ると、恐ろしいことに七五三掛龍也にしか目がいかない。気付くと彼を目で追ってしまう。
花唄であんなにまつくの黒髪に喜んで狂ったように動画再生しまくっていたのに、今では七五三掛龍也しか視界に入らない。魔法にかけられたのかしら。
+81のしめちゃんは全部良い。本気で全部良いので1度見始めると全部の動画を再生してしまう流れになり、孤独な+81オールを一時期頻繁に繰り返していた。どのしめちゃんも見たくなるので徹夜する選択肢しかない。

七五三掛龍也がchoreographerを務めた「HONEY BEAT」は特別な動画なので別の機会に記事を書きたい。
花唄とワイルドアットハート、SHAKE、Love so sweetとサクラ咲ケも別格なのでそれ以外で考えてみたい。
それでも好きなしめちゃんを選ぶのが難しいんだよ。どのしめちゃんも違う味わいがある。そしてパフォーマンスが安定しているので甲乙つけがたい。

ビジュで好きなのはDarlingとParty StartersとSTAR LIGHT、表情で好きなのはIt's BADと雨傘、ダンスで好きなのはがんばりましょうとFUNKY FLUSHIN’とカイト。印象に残っている動画、結構あった。
やたら何度も見てしまうのは未来航海。

七五三掛龍也の股関節が好きな件。
膝を曲げてパカパカするやつ(正式名称があるのか謎)、大好きでして。「いつも」のところでやっている動き。癖が出てる感じが個人的にツボ。
コレオ動画を見ると振付師の方と七五三掛龍也の動きには微妙な違いがある。脚の開き具合とかメンバーとも差がある。ダンスとしてはアレンジのようになってしまうのか?正解、不正解で言えば不正解なのか?そこらへんのことはわからないのだが、振付の中で個性が出ている箇所を見るのは好き。この脚が好き。堪らなく好き。脚を肴に夜通し呑める。ひたすら愛でたい。

好きなビジュの動画を確認したら、衣装が見事に黒トップスであった。お、おお。まじか。私の脳みそは「龍也・黒・ビジュ最高」でインプットされるのか…。


+81チャンネルを見るとダンスによって「しめちゃん」だったり「龍也さん」だったり、髪型のせいもあるだろうけれど別人のように豹変していて面白い。表情も曲に合わせて憑依させていて見ていて楽しい。かっこいいもかわいいも爆発させて解き放っているしめちゃん、見るたびに思ってるけれど本気で最高のアイドル。個人的感想としては、どのダンスでも「しなやかさ・なめらかさ」が際立っているように思う。うっとりするあの感じは第一感情であって、かっこいい!かわいい!は実は第二感情なのかも。最終的には彼の美しさに気付く。彼のダンスから浮かび上がる美しさとは何なのか。
七五三掛龍也は自身のダンスについて「指先まで丁寧に表現したい」ということを以前話してくれていた。そして品を大切にしているとも。ビジュアルについても(おそらく言葉遣いも)品がある方を選ぶよう意識されているとのこと。
彼のこういった考えは、人を傷付けないことに重きを置いているように思う。彼の優しさはそこが原点のように感じている。その土台から自分の表現を導き出してダンスに向き合っている。アイドルという人前に立つ仕事をする上で最重要である好感度を、彼なりに攻略して築いてくれている。どんな場面でも努力してくれているように感じるのは贔屓目だろうか。表現者としてどういう存在でいたいか、というよりも「表現したいことを雑味なしでしっかりと届けたい」という気持ちを持っている人のように見える。
私は何か迷ったとき、それが美しいか美しくないかで判断している人間である。(俺か俺以外か、に通ずるものがあるな…。)美しさの基準は人それぞれかもしれないが、「神は細部に宿る」という言葉を信じている。細部に拘ってこそ、美しさに磨きがかかるものだと考えて生きている。指先まで意識する七五三掛龍也を「美しい」と私が感じてしまうのは当然なのかもしれない。目に見えない彼の美しい部分を知って理解したい気持ちが、七五三掛龍也のダンスを見るたびに増していく。
美しさ、といえばのえさんのダンスも美しい。龍也とは違った美しさを放っている。見ていて心が洗われる良さがある。龍也が神ならばのえさんは仏。イエスとブッダ的な。聖なるお兄さん的な。適当な例えです。

楽しそうに踊る七五三掛龍也を見ると元気が出る。この世に存在してくれてアイドルになってくれてありがとう!という気持ちも溢れてくる。
ふと夕焼けのグラデーションの空を見たときに感じる美しさと似ている。ずっと見ていたいけれどいずれ消えてしまう儚さと、一期一会な特別感。
歌って踊ってファンサしてキラキラなアイドルしてるしめちゃんも大好きだし、ゴリゴリに踊って憑依させてダンスしてる龍也も愛してる。
七五三掛龍也のダンスは美しくてかっこいい。+81を見てシンプルに思うのはこれ。しかもまだまだ成長中。新作ではさらに色気が強くなっていてしんどい。しんどいほど魅力的で素晴らしい。

七五三掛龍也の魅力に思いっきり浸れる場所である+81チャンネルに、今日も感謝してます。ただ、徹夜はほどほどにしたい。





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