6.プライドと負けず嫌い
七五三掛龍也の負けず嫌いな性格を知ったのはいつだったか。龍也は自分から「負けず嫌いが出ちゃった」等の自己申告があるため、本人からの刷り込みで七五三掛龍也=負けず嫌いという認識になったのかもしれない。
私は、負けず嫌いな人が好き!という特性は持っていない。どちらかというとやる気のなさそうで実はプライドの塊みたいな人間に惹かれてきた気がする。七五三掛龍也は自他共に認める負けず嫌いのようで、ゲームでも負けた場合は勝つまでやるタイプらしい。そういった負けず嫌いな性格だからこそ、デビューまでの14年を頑張ってこれたのだと思う。
プレゾンのDVDを2009〜2015まで集めて全部観たのだが、あの環境で仕事をしてTravis Japanとして活動して切磋琢磨してきたことを知ると、負けず嫌いじゃなかったらとっくに辞めていると思った。こんな風にダンスと向き合ってきたら、ダンスが嫌になるのでは…?と、私の価値観では信じられないほど過酷に見えた。大きな課題を乗り越えて、ダンスでは負けたくないという気持ちを捨てずにひたすら前進し続けたのはすごい。(※本人が語ったわけではなく、私が勝手にそう解釈しているだけなので悪しからず)
普段優しいのに「負けたくない」スイッチが入ると別人のようになるのが好き。ダンスは自信を持っている特技だからこそ、きっと高いプライドがある。留学中に難しいダンスレッスンに心が折れたこともあったそうだが、諦めずに向き合っていたそうだ。負けず嫌いってそこまでできるものなのか…と感心するばかりである。
飽きっぽい性格の私は七五三掛龍也の負けず嫌いな性格に共感することはできない。理解するのも時間がかかる。ただ、その姿を追っているとこんな風に人間は成長していくんだなとたくさん学ばせてもらえる。負けず嫌いな彼を見るとかっこいいと思う。応援したくなる。
如恵留さんが七五三掛龍也の生き様がかっこいいと言っていたけれど、激しく同意。負けず嫌いを今後もさまざま場面で発揮して大活躍してほしい。あらゆる分野で七五三掛龍也の魅力が開花するのが楽しみだ。