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志免中PTA 地域委員会の今後について
こんにちは。PTA会長の門谷です。
志免中学校PTAとして、「地域委員」に関しての見直しを進めてきました。
基本的な考え
考えについて上記の記事の中で少し詳しく説明していますのでぜひご一読ください。基本的には2点がポイントです。
注:下記は、現時点では「変更案」です。組織の形式の変更となりますので、進行にあたっては臨時総会を実施し、承認をいただくことが必要です。今後それを進めます
<変更案>
志免中学校PTAとして地域委員会は廃止する
地域の方とのつながりは、PTA役員、学校、部友会(※)で連携して行う
※ 部友会とは、学校で行われているコミュニティ・スクールの考えに則った活動の一貫で、定期的に町内会単位で集まり、生徒の立場から地域について考え、話し合う活動です。下記のような形で学校からも発信されています
PTAとして地域委員会を設置する理念や目的は「地域の方たちとの結びつき」にあったと考えていますが、各家庭の方々の考え方や生活スタイル、働き方が多様化する中で、地域で一人ずつ選出された委員さんにその役割を担っていただくのが難しい状況になっていると思います。
実際、ここ数年の活動を振り返ったところ、特に地域との関わりを持てているかどうかは「誰が地域委員になったか」によるところが大きく、多くの地域では「朝の見守り運動の当番を決めるだけ」になっていました。
(朝の見守り運動については、昨年度に自主的なボランティア活動に切り替えています。詳しくは下記の記事の後半をご覧ください)
そんな中、より「地域の方ときちんと向き合い、お互いの情報交換、意見交換、助け合いが出来る形は何か」と考え、PTAとしては「地域委員会を廃止し、PTA役員と各町内会の役員の方が直接つながるパイプを作る」というのが望ましいのではないかと考えました。
下記が、今後の繋がりのイメージ図です
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進め方について
夏休み期間に各町内会向けにアンケートを実施しました。
校区内の全18町内会のうち、6つの町内会の方から「無くなると支障があるかもしれない」というご回答をいただき、残りの12町内会は「支障なし」または回答無しでした。
支障があるかもしれないと回答いただいた町内会の皆様の理由は「中学生にも町内会の行事や活動に参加してほしいと考えているが、現状でも少ない。地域委員会を無くすとなると、今よりも更に減ってしまうのではないか」というご心配がほとんどでした。
上記に対しては、部友会実施による子どもたち自身の意識向上や、そこに地域の方や保護者が少し関わりを持てるような形を学校やPTAで話し合うつもりである事、また、保護者会員を持つPTAとしても地域からの情報について保護者に関心を持ってもらえるように、共に考えやすくなる仕組みであることをご説明しました。
すべての町内会に向けて上記のような丁寧なご説明の場を設ける事は出来ていませんが、上記で使った説明資料を11月の地域連絡会にて配布し、出来る限り理解をいただく取り組みを進めます。
会員の皆様にもこのブログなどを通じて可能な限り丁寧に説明をさせていただいているつもりです。昨年度、今年度のPTA役員や地域委員の方々とも情報交換、意見交換を行ってきました。
基本的には、上記の方向性で進めていく事となります。
ご意見があれば、遠慮なくPTAのLINE公式アカウント等からお問い合わせをいただければ幸いです。