副業診断をして分かった自分が求めていること・求めていないこと
現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。
今日は今の世の中、個人で稼ぐ技術や方法論などがたくさん溢れているけど、合う合わないの判断は結局自分でしないと上手くいかないよね、と思ったことがあったのでそのことについて書こうと思います。
なんだか回りくどい題材になってしまいましたが(笑)
最近、個人で働くことに対して自分の中で向いている向いていないを判断するために、色々とやってみようということで、クラウドワークスに登録してみました。
クラウドワークスは個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。
フリーランスをやっている人は結構使っている人も多いのかなと思いますが、ずっと会社員(副業禁止)をしていったので、サービスの名前は知っているけど、実際に使ったことはないという状態でした。
とりあえずプロフィールを登録して、お仕事に応募してみる。
しかし、お金を稼ぐということを考えるとなんの実績もないわたしがいきなり仕事を受けるのは難しそう。
クラウドワークスでは、どれだけサイト内で仕事を受けたか、その人がどのような評価を受けているかが見えるようになっています。
わたしはもちろん登録したばかりなので、まっさらな状態。
自分が仕事をお願いする側だったら、このプロフィールの人にはお願いしたくないですね(笑)
ということで、最初は仕事の受注件数を上げるために、そしてサイトの使い方になれるために、アンケートのような仕事を1つやってみました。
今回はそのアンケートをやってみて、気づいたことや感じたことを考察してみようと思います。
副業というワードから感じる自分のイメージの変化
わたしが応募してみたのは、副業の後押しをしてくれる会社さんで、副業をしている人、これからしようと思っている人の現在の状況やどのようなことをしているかをインタビューするというものでした。
副業の支援をするために実際にサービスとして、今後コンサルのようなことをしていくとのことで、そのモニターという役割もあるようです。
ふと思ったんですが、自分が会社員だったらそもそもこの「副業支援・副業コンサル」といった言葉を見るだけで、なんか怪しそう、なんか胡散臭いといったイメージを持っていたなと思います。
そもそも応募ページの内容を読みもしないだろうなとも思います。
会社員の時は、副業について何も知らなかったので、副業=怪しい・怖いというイメージに勝手になってしまっていましたが、しっかり情報を入れるとそんなにおかしいことではないことはすぐに分かるし、知らないものをすぐに否定していた自分は、すごく狭い世界の中で生きていたなと感じます。
それでも、高額のコンサル料を取るものがあったり、やっぱり怪しいものはたくさんあるので、そこは自分で考えて判断することは大切ですけどね!!
今回はZOOMを使って、インタビュー形式で現在の自分のやっていることや、考えていること、未来の展望などについて聞かれるという感じでした。
わたしは実際まだそこまで本格的に副業という形で仕事をしているわけではないので、今後やろうとしていることや未来の展望への話が多くなってしまいましたが、1つ1つ丁寧に聞いてくださって、実際にインタビュアーの方はフリーランスを長くやられている方だったので、フリーランスの現状も聞けたのはよかったなと思う点でした。
新しい経験にもなったし、貴重なお話も聞けたし、これで報酬も貰えるし(微々たるものですが)特に問題なしなのですが、ここから自分がやりたいことや、求めているもの、向き不向きが結構見えたなと思います。
必ずしもタイムパフォーマンスを求めない
そのインタビュアーの方は、フリーランスで動画の編集をメインにやっているとのことでした。
副業でやった方が良いスキルに動画編集って絶対と言っていいくらい出てくる項目ですよね。
動画編集のスキルを身に付ければ一生もののスキルになるので、そのようなスクールやSNS上でも動画編集の発信をしている人は多くお見掛けします。
わたしも実際、一回やってみないと分からないということで、動画編集をやってみたことはあるのですが、正直あまり楽しいと思わなかったんですよね。
これは、あくまでわたしが向いているか向いていないかの話です。
インスタに載せられるような短い動画くらいが精いっぱいでした。
それでも、編集は出来た方が良いことには変わらないので、ある程度の知識を持っていることは大切だとは思いますが、そこからもっと専門的なソフトを使ったり、長時間の動画の編集をしたりという気にはどうしてもなりませんでした。
ただ、その方が一貫しておっしゃるのは、動画は1本あたりの単価がとても高いということ。時給換算すると、記事を書くライターのような仕事や、写真などを取って提供する仕事よりタイムパフォーマンスが良いとのことでした。
また、WEBデザインやプログラミングのような専門的なものよりかは、習得がしやすいので早く仕事が取りやすいとのこと。
確かにそれはそうだなと思う反面、わたしは早く稼げるようになりたいのか??という疑問も湧きました。
これも人それぞれだとは思うのですが、本当にフリーランスを目指してそれで生きていけるだけの収入を得たい人は、タイムパフォーマンスはとても重要になってくると思います。
ですがわたしの状況から考えると、まだ会社員として働くという選択肢もあり(特に会社員が嫌だったというわけではないため)夫が会社員として安定的な収入を得てくれている状況というのもあり、すぐに技術を身に着けて早く稼ぎたい!という状況ではないのかなと。
そうなると、今わたしが何を見つけたくて日々色々なことに挑戦していっているのかが結構明確に分かってきた気がしました。
長い目で見た人生への模索
わたしが専業主婦になって、社会と分断された感覚を持ったり、夫に養われているということに罪悪感を持ったり、働いている友達からの言葉を上手く自分の中で受け止められなかったり・・・
色々と今までに経験したことのない感情や、自分の変なプライドのようなものが見え隠れしている生活を送っていました。
今回の副業診断のインタビューで自分の話をしたり、相手の方の話を聞いて、わたしはきっと将来的に自分が生きていく方向性を模索しているんだなと分かりました。
これはフリーランスで日々、利益を追求している人にとっては何を生ぬるいこと言っているんだと思うかもしれませんが、わたしは目先の利益を稼ぎたいわけではなく、自分の人生がより良くなるために何をしたらいいのかを探しているのかだと思います。
専業主婦という立場になって、会社という組織に属さないことで、個人にフォーカスされること、自分自身にフォーカスする機会が多くなりました。
その中で、自分が一体何が出来て何が出来ないのか。
何が得意で何が苦手なのか。
色々と思考を巡らせてきたわけですが、これは今のわたしにというよりも、これから長い人生を歩んでいく、もっと先のわたしに対しての問いだったんだと思います。
自分が何をしている時が楽しいのか、何を目指したいのか。
今までもこのようなことは考えたことがありましたが、会社に属している時は会社内でのポジションや、与えられた仕事の中でどうパフォーマンスを出すのかということにどうしても思考が寄ってしまいます。
今のわたしは、個人として、1人の人間の人生としてどう生きていくのかを考える時なんだと思っています。
そのために、色々なことに挑戦してみて、あまり結果を求めすぎずに、自分の人生が豊かになる一生ものの仕事に巡り合えたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
シンバ🦁