家で仕事をするって自分が考えていたより大変だと思った話
現在、転勤族の夫と結婚し専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。
現在わたしが考えて行動していることについては、こちらの記事で書いております。
そんな中で、実際に自分の向いていることや向かうべき方向性などはある程度見えてきた気がします。
しかし、実際それを叶えようと動いている中で気づいた、自分の性格と働き方の向き不向きについて考えることがあったので、今日はそれについて書こうと思います。
会社員の在宅勤務とフリーランスの在宅勤務は全然違う
夫が転勤族のため、ずっと長く1つの会社で働くのが難しいという条件がある以上、自分は何か家で出来る仕事をしないといけないと思い、ずっと家で出来ることに注目して自分の提供価値を探ってきました。
それは、会社を退職すると決まった時から、まあ今の時代オンラインが定着してきたしなと思っていたし、実際に前職でも週の半分以上は自分の家で仕事が出来る環境にいました。
会議も商談もほとんどがオンライン。事務作業もパソコンと携帯があれば出来る。その環境にいたのでそこまで家で仕事をすることに抵抗はありませんでした。
しかし、今は夫と結婚して夫婦2人で暮らしています。
わたしは社会人になってから一人暮らしをしていたため、今までの在宅での仕事も一人暮らしの家から行っていました。
そうすると何が起きるかというと、当たり前ですが夫が家にいる状態で自分は働かないといけないことになります。
こんなことは前から分かり切っていたことですが、実際に体験してみるとかなりキツイ・・・
今までもどちらかの家に泊まって、次の日はお互い在宅勤務するということもあったのですが、それが出来ていたのは会社員だったというのが大きいと気づきました。
会社員時代は自分に役割があり、ポジションがあり、毎日こなさないといけないタスクがあります。
朝パソコンを開けば山のようにメールが来ており、作らなければいけない資料も山の様にあります。毎日そういった目の前のタスクをこなす、決まった時間に行われる会議に出る、電話がかかってきたら対応する、そんなことをして1日が終わっていきます。
自分は今まで結構、能動的に働いていたとずっと思っていましたが、会社に所属しており、自分には毎日やるべきことがあるという環境は受動的なんじゃないかなと、今の生活をしていて思います。
今のわたしは、特に何か決まった仕事があるわけではなく、自分から考えて動かないとそもそも仕事がありません。そうなってくると、このnoteに日々書いているような
自分が価値を出せることは何かな?
この市場は厳しいかな?
これやってみようかな?
これ面白そうだな!
日々の作業がこういった答えのない、進んでいるのか進んでいないのかよく分からない試行錯誤で1日が終わります。
毎日タスクが決まっていて、目に見えて分かりやすいものだったらどんなに楽か~~(涙)といつも思います。
そしてわたしの中でこの状態と一番愛称が悪いのが、だれか他の人が自分のパーソナルスペースにいること、と気づきました。
夫なんだから、他の人という言い方はひどいだろ!と思うかもしれませんが、夫だからこそやりにくいのです。
極端な話、全く知らないおじさんがいたほうが特にその人のことを気にせず出来るかもしれません(笑)
自分が家で仕事するための条件
わたしは集中力が無駄に高くて、趣味でずっと続けているピアノに関しては集中していると時間を忘れて夜になっていたなんてこともよくあります。
何かに没頭し始めると、たぐいまれなる集中力を発揮します!
ただ、そこに何か注意を散漫させるものが入ってくるとたちまち集中が途切れてしまいます。だから、いつも携帯はマナーモードにするか聞こえないところに遠ざけて、外部の音が聞こえないようにイヤフォンをして弾きます。
今のような、自分で色々と考えて、ああでもないこうでもないを繰り返すような過程にいる状態で、夫が話しかけてきたり、ソファーでお菓子を食べていると、わたしのイライラはマックス・・・
そして、このnoteもそうですが、自分がやろうと思っている仕事に関しての資料やコンテンツを見られたくないという思いがわたしの中にずっとあります・・・
そうするとパソコンの後ろに来られたりするだけで、とても嫌悪感を抱いてしまいます。
やりたいことを全て夫に話せていた良いのですが、もし失敗したら、上手くいかなかったということを知られたくない、結果が出るまでは言いたくない、何かしら自分の中にそういった思いがあるんだと思います。
そして一番気になるのが、夫がいつ家を出ていつ帰ってくるのかが分からない状態ということ。
夫は月に1~2回ほどしか会社には出社せず、かつ完全フレックスのため、何時から何時まで働くという概念が全くありません。
昼まで寝ていてそこから出ていく時もあれば、朝出て昼間に急に帰ってきたりもします。
いつ帰ってくるか分からない状態というのが、わたしの中ですごくストレスに感じます。
これは今までのように会社員をしていたら全く思わなかったことだと思います。考えごとをしていて、集中力が途切れるのはまだいいのですが、打ち合わせのZOOMを繋いでいる時に急に帰ってきたり、動画の撮影をしている時に帰ってきたり、なぜか毎日ハラハラしながら過ごしている自分がいます。
今まで一人で暮らしていたので、当たり前ですが誰かが急に家に入ってくるということが無く、いかに自分のペースで自由に暮らしていたんだということを結婚して、今の生活をしてみて思わされました。
そして、自分はもしかしたら今後、家で仕事をするのであれば、この点は仕事以上に乗り越えないといけないことなのでは?と思いました。
夫との関わり方と家での仕事を上手く両立させるには
現在、前日かまたは夫が出かける際に、今日は何時に帰ってくるの?途中で帰ってきたりする?など事細かく聞いて自分の時間をその中から確保しています。
ですが、これがなかなかのストレス。
そして、ほとんどの時間家にいる。
わたしが当初思っていた「在宅で出来るスキルをつけてフリーで働いていく」という環境には向かないにも程がある!!!
そして、自分の性格的に、思考(創造的な思考)を使う際にパーソナルスペースに人がいることが作業を妨げること。
作業のほとんどを夫に知られたくないということ。
今後、オンラインなどで仕事をするにしてもその環境は中々変わらないのではないかということ。
色々なことが自分が仕事をしたい!と思う感情とは真逆に、在宅で仕事をするとこんな感情が湧いてきてしまうのか・・・と感じます。
全く別のところに問題が出てきて、せっかくやりたいことが見つかり頑張ろうと思っていたところだったので一気に気持ちが下がっています。
今のところ自分の中に答えが出ていません。
なんなら、やっぱり単身赴任になってもいいから、わたしは決まった会社で会社員として働いた方がいいのではないかとまで思ってしまいます。
きっと二人とも在宅勤務のご夫婦は、コロナの時にこういった葛藤が日々あったんじゃないかなと思います。
お気持ちとてもお察しします・・・
わたしは、それに加えて夫がわたしの仕事やキャリアに対して特に興味を示しておらず、自分が好きなことを好きなようにすれば良いと考えていることにも疑問があります。
勇気を出して相談を持ち掛けても、自分が良いと思ったのならいいんじゃないといった回答が毎回帰ってきます。
いつもは何か解決策や、こうしたら良い!といったことで終わるのですが、今回は自分でもどう解決していこうか、未だ決めかねており、なんだか腑に落ちない終わりになってしまって申し訳ありません。
本当なら夫に事細かく伝えて、一緒に対応していけたらいいのですが、昨日の話し合いの記事でも書きましたが、とにかく話し合いが出来ない人で、優しく思いやりはあるのですが、意見をすり合わせるとなると、かなりの時間を要します。
その上、言語化が本当に苦手なので、わたしがしっかり意見を固めて議題を提示しないと、話が空中戦になっていまします。
時代が進化して選択肢も増えた分、考えること、自分が選択できることが増え余計に考えがまとまらないのかもしれませんね。
何か打開できる案を考えられるように、とりあえず今の自分の気持ちをここに残しておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
シンバ🦁