ヤフオク3度目の出品について「嘘」を書いていないことの証明
現在、私は「着けることもない不要な指輪」をヤフオクに出品しています。
正規品 カルティエ エングレーブド ウェディング リング中古 http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w138805889 #ヤフオク
実はこれ、3度目の出品なわけですが、2度目に出品した際の説明文(というか【商品にまつわる話】)はコチラ↓
5年前。私が大学4年生だったころ。美大生(ムサビ)だった私は、常日頃から大ヒットマンガ『はちみつとクローバー』と実際の美大生活を比べ「学内であんな純愛はおこらねぇよ作者は美大リサーチしたことあんのかよ」などと心の中で悪態をついていた。しかし、出会いは突然訪れた。相手は、学内ではイケメンかつ有能で知られた細マッチョの男性。初めて会ったときから、「この人カッコいいな」と思っていた。それと同時に、「まあ私なんて相手にされないだろうけど」と自ら相手を恋愛対象から外したのだ。だがしかし、抱いた「淡い恋心」が消えることはなかった。出会ってから数週間後のこと。彼とはアート系のプロジェクトで一緒になり、何日も寝食を共にする(もちろん性的なアレはない)関係、「ただの仲間」だったのだが彼が風邪で熱を出したのである。その日は私と彼だけが、宿に泊まっていた。ツラそうな彼を、寝ずに看病した私。彼はかすれた声で「ありがとう」と言った。翌日。元気になった彼は、私にこう言った。「愛している。結婚を前提にお付き合いしてください」と。当時の私の気持ちは、言葉で表せば途端に陳腐になってしまうほどのものだった。その後、プロジェクトは無事に終了し、『ハチクロ』のような美大内純愛をすることとなる。そして、クリスマスに彼からプレゼントされた指輪が、この指輪だ。ウェディングリングではあるが、「婚約指輪」という「名目」だった。学生が払う金額としては、そうとう高価に位置するものであっただろう。しかし彼は、購入には一切躊躇せず、私にこの指輪を贈ってくれた。本当に嬉しかった。しかしまぁ色々あって別れることになったわけで、「着けることもないし売った方がいいんじゃね?」と思い、現在に至る。おわり。
現在の説明文(リンク先で確認してください)とは似ても似つかないと思われるだろう。
しかし、私は何ひとつ「嘘」は書いていない。
これについて、順を追って説明しようと思う。
まず、
私が大学4年生だったころ、当時お付き合いしてした方にプレゼントされました。
の部分。当時の状況を省略しただけであって、紛れもない事実だ。
この指輪をいただいてから約5年。多くの人やお仕事との「出会い」が続いています。
社会人になったんだから、当然「多くの人」と出会う。また、フリーに転向してからは個人(私)宛てに様々な企業様からお仕事の連絡をいただいている。スパムも含め。
私にとっては幸福の指輪! 私はこの指輪に、じゅうぶん過ぎるほど多くの幸福を与えられたと思っています。
「貰った当時」および「幸せなお付き合い」をしていた期間は本当に幸福だった。この指輪それ自体から感じる幸福は、今となっては微々たるものだが、過去に「じゅうぶん過ぎるほど多くの幸福を(心理的に)与えられた」のは事実。
持ち主が変わったら、きっとまた新たなチカラを発揮してくれると思い出品しました!
「新たなチカラ」が「幸福に導くものだ」とは一言もいっていない。
日々の出会いに感謝(*^^)v
している。
指輪にも感謝(*^_^*)
している。
落札者さんにも幸福が訪れますように!
思っている。
つまり、私はいっさい「嘘をついていない」。反論は随時お受けいたします。