美大への夢を捨てよ
今はもう放置している「アメブロ」に書いた駄文を再掲(ちょっと手直し)。2014年のものなので、まぁアレなんですが、息抜き程度に読んでいただけると幸いです。
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「ハチクロ」知ってますか「ハチクロ」。正式タイトル「ハチミツとクローバー」。
ドラマだか映画だか原作だかで、私の出身校である武蔵野美術大学が舞台になった、清らかで儚い学園ものラブストーリー。
清らかで儚い学園ものラブストーリー。
大事なので二回言いました。
作品の内容を大ざっぱにいうと、ハグちゃんという純粋無垢な少女を中心として、美大に通う男と女が日々サークル内(たまに外)で「恋愛感情」というものにヤキモキしながら学園生活を送るって話。
ハチクロ全盛期だったら一々ツッコミなんて入れませんが、未だに「ムサビ(美大)といったらハチクロのイメージしかない」と言われるので、「これはアカン!」と思い私が否定すると、「ハグちゃんみたいな女の子はいないのか。クソだな」という反応が、各方面から多数よせられるのです。
お前ら、美大に何を希望してんだよ。美大は「恋愛とかけ離れた場所」だと思っていいレベルなんだぞ。
なぜかというと、どの美大も女子8割男子2割くらいのもので、女子が多い。女子が多いということは、少数の男と多数の女子が「同時恋愛」をしている可能性が高い。ゆえに、「学内での純粋な恋愛」は成立しない。
つまり、「ハチクロ」を理想として美大に入っても、男子が足りないので、学内だと「不純な恋愛」になる可能性が高いのだ。
あと、カワイイ娘の3割は美大予備校の講師に手を出されているので、同年代の男とか興味ないし、ちょっとスレてる。カワイくて魅力的な女の子は、ごくごく小数を除いて、学内に恋愛を求めてない。
その「ごくごく少数」の、ハグちゃんみたいな天然で純粋で可愛い(ように見える)女の子がいたとしても、「サークルクラッシャー」だと思っていい。
「サークルクラッシャー」は説明するのメンドイのでググって下さい!
ちなみに、美大ではリア充のカテゴリーに入る人が多く在籍する彫刻学科でも(※1)、「後期博士課程の個人部屋で濃厚なキスをした」ってだけで伝説になるくらい、性に疎い(※2)、少なくともムサビは(※3)。
そもそも、美大は在学生のポテンシャルに合わないキャパの課題(例えば、たった4,000字のレポートでも「ありえねぇ!」という意見が続出し、誰もその講義を履修しなくなる)が出たり、各学科ごとの必修制作があったりするので、恋愛にかまけてる人は、よっぽど器用じゃないと卒業できないだろう。多分。
そんなこんなで、先日、こんなツイートを発見しました。
うるせえバカ! ダメな先輩でごめんね!
(※1)私調べ
(※2)私調べ
(※3)私調べ
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