ウズメディア番外編 【眠たげなクマ2022反省会】

こんにちはウズメです。
バトルタグは眠たげなクマ。
今年のMTが終了したのでせっかくだし色々書いていこうと思います。
スキルアップを目的とした練習についてメインに書くので内容はハースストーンに限らず応用可能ですが、素質がある前提で書くので上達法を探している人が読んで役立つことは書いていません。

成績

今年のMTスコアは
5-3
5-3
6-2
5-3
4-4
5-3

30-18(62.5%)

前期は選手権まであと1勝、従来の制度なら17ptでGM昇格ライン、通算MTwin rate70%↑だったのでGM廃止で満足はしていないが決して悪くない結果だった。
後期は半年やり込んでも結果が出せなかったので今後のために取り組み方を変えたら目に見えて上達したが結果は非常に苦しいものに。

シーズン選手権は3MTで17勝必要なので結果を求めるなら最低ラインの34勝に4勝足りない。
上手い選手は2シーズン連続で出場しているので確実に実力不足。

驚くことに30勝でも比較的マシな結果らしいので来年はこれを超すのすら苦労する可能性があるが、自分にはまだまだ伸び代のあるので2年以内に大きな結果を出せるように頑張りたい。

プレイ

全て自分のプレイスタイルに合わせて構成を決めた。
後半はプレイスタイルを試行錯誤していたので構成の目的と手段が入れ替わっていた。

undercity〜MT3 (8-2.5-3.5-3.6-2)
得意なデッキを軸にそれに合うデッキを並べる

利点
・1番得意なデッキに合わせてbanを選択して自信がある順にプレイするので先にマッチポイントになることが多い
・2-1になればスコアリードを活かしてハイリスクハイリターンの選択ができる
・難しいコンボデッキが多い環境は簡単に差がつく

欠点
・デッキ選択が自己完結なのでメタ読みで差を付けるのが難しい
・全デッキ得意な状態が理想なので苦手を隠しているに過ぎない

MT4 (5-3)
メタ外のデッキでターゲット構成と初見の盤面でミスを誘発

利点
・誤って弱いデッキを持ち込んでもある程度は誤魔化せる
・一部の相手に安全に勝てる

欠点
・弱いデッキは弱い
・対戦相手が強いと勝てない

MT5 (4-4)
コントロールベースの強いデッキを並べる

利点
・一部の相手に安全に勝てる
・練度の差でミラー構成が有利

欠点
・メタが必ず当たるわけではない
・コントロールデッキは良いプレイをしてもゲームが大きく動かないので恩恵が少ない
・相手が上手いと先に良いプレイされて押し切られる

MT6 (5-3)
フルパワーの強いデッキを並べる

利点
・良いプレイが直接勝敗に反映される
・ミラーマッチが多いので練度を活かせる
・弱い構成にデッキパワーで勝てる

欠点
・仮想敵なので不利な構成を踏みやすい
・直球勝負だと練度よりも運に左右される場面が多い

今後も活用したい知識
・その気になればミスは誘発できる(実践してからday1. 13-3)
・攻める方が相手はミスる
・弱いデッキは弱い
・練度と運を味方につけるには正面から殴り合うのが一番

↑は全部当たり前の事だが、最近まで毎度毎度リスクを取ってメタを当てに行く理由がわからなかったし、上手いプレイヤーは構成関係なしに勝っているように見えた。
ただ結果を見るに自分はそれだけで勝てるほどは上手くはなかったので、しっかりと強みになる部分は活用しつつ程々にリスクを取るのが合っているように感じた。

練習振り返り

努力はしたが苦労は一切していない。
半数のプレイヤーがまずは50%に到達するために行う練習は最初から必要がなかったため。
個人的な重要性の5段階評価と見解

座学 ⭐︎⭐︎
・上達の上限が知れている
→MTでは座学で得たものが強みになりにくいので自身の上達と共に自然とやらなくなった

・全く知識がない状態で人のプレイを参考にしても吸収率(時間効率)が悪い
→しっかりと吸収するためには最低でもラダーで100試合してから座学をするべきだが、ラダーを無限に回せるなら直前にどうしても気になった点のみチェックすれば十分なので練習への逃げでしかない
※当然効率重視でアーカイブ倍速とスキップ機能で意味がある数ターンとマリガンのみ視聴する前提でこれ

・自分の意見が固まってない状態だと他者の意見が反映されたプレイになってしまう
→7割理解するまでに100試合かからないかもしれないが、そこから自分のものにしようとすると取捨選択が多くノイズになる

・練習時間を短縮して70点のプレイをしないといけないなら効果的
→直前のパッチがあると全デッキ70点でも中の上の位置なのである程度は誤魔化せるがMT前は配信が少なくデッキが目立つと対策される可能性もある

模擬戦 ⭐︎⭐︎⭐︎
・データが正確
→お互いのプレイスキルを考慮した上での相性確認やテックカードがゲームに与える影響も試行回数を重ねて把握できる

・自分の立ち位置がわかる
→プレイスキルだけでなく手の内を晒すことで構成の弱点も把握できる

・本番より厳しい条件で戦える
→甘えたプレイは咎められるので有象無象には見逃されていたミスにも気付ける

・待ち時間がある
→対戦相手のレベル的に普段の練習より疲れるのも込みで実際にプレイする時間が3分の2になる

ラダー ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
・好きなデッキで24時間対戦可能
→待ち時間は長くても数分で戦う意味のないデッキにも即コンシor長くても15分前後しか拘束されない
時間効率を活かして回数を重ねることでレアケースも見つけやすいので単調に見えるが確実に深いところまでやり込める

・順位が明確な指標になる
→順位が上がって待ち時間が伸びたり同じ相手とマッチングしたら上位までやり込んだ証明なのでデッキやサーバーを変えたり、細部の見直しに移つるなど切り替えのタイミングが明確

・逃げ道がない
→全ての状況で「暇ならラダーすれば?」が通用するので甘えが許されず、本当の意味でオールインするなら自由時間は全てラダーをすることになる
実戦に寄せた練習をすると練習相手を探したり待ち時間が発生するのでストイックになるなら完璧に下準備が整うまではひたすらラダーを優先

反省点
・最初のラダー10他0の状態でもプレイ時間を増やせば問題なかったのに練習方法を改悪してしまった
・最悪な状態はラダー3その他7になっていたが反省してラダー7その他3にしたらバランスがよくプレイが改善した
・1週間前から実戦を優先したら空き時間が目立ったので3日前まではラダーの方が得られるものが多そう
・アジアは勝ち方を熟知していて簡単に順位を上げられるので他のサーバーでプレイしないと順位が指標にならない

最後に

これから伸びるには他サーバーで練習をしたり大会が近くなったら強いプレイヤーに直接bo5をお願いするなど新しいものに触れる必要があると感じた。
一応シーズン選手権と世界選手権の練習に付き合うので年内もまだまだやり込む予定。
自分のプレイ方針が固まった時に作った調整グループはかなり成果が出ているので来年もそこベースにしつつ引っ張って引きたいなと思いました。

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