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④卵巣膿腫摘出手術

両側に卵巣膿腫があることがわかり、

前の記事はこちら。

主人と色々と話し合った結果、

沖縄ではなく東京の病院で手術を受けることにしました。

理由はこちら。

そして、これも神様のいたずらなのか・・・と思うのですが、

実姉が妊娠し、

その時期里帰り出産で実家にいるというタイミングでした。

みんなに気を遣わせることになってしまうので、

私は主人の実家に一時帰省

→入院→手術→退院→主人の実家で数日→沖縄へ

という流れで動くことになりました。

なかなか勇気のある決断だったのですが、

義両親と一緒ということで、ある意味「甘え」もなく毅然と臨めた気がします。

実の母にはそろそろ赤ちゃんが欲しいとは話してはいましたが、

姉の妊娠(初孫)で喜んでいた時期でもあったので、

具体的な(人工授精のことなど)話はしていませんでした。

なので、突然の卵巣膿腫→開腹手術、そして義実家に帰省の報告に、

母親としてやりきれない気持ちがあったと思います。

気づいてあげられなくてごめんねと涙を浮かべ謝られてしまいました。

(きっと姉も父も母もみんなみんな私に気を使っていたと思います…申し訳ない)

もちろん主人も一緒に帰省してくれました(自営業の特権)。

手術の日の細かい様子は10年以上前のことになるので、

今とは医療の技術も変わっているかもしれないので、詳しくは書きませんが、

開腹手術で行われ、当初の診察通り

・両側の卵巣膿腫の皮様膿腫(デルモイド)

・細胞検査もして(後日結果連絡でしたが)良性の腫瘍

・両方とも卵巣を残すことが出来た

そして、私の希望で卵管の通水検査も同時に行いました。

今考えると、人工授精の前になぜ「卵管造営検査」をしなかったのかと思うのですが、

最初に行ったクリニックでは、まだ若いからとりあえずタイミングと、

人工授精からということで半年後?とかって言われたんですよね…(謎)

なので、せっかくお腹を開くのだから、その場で確認してもらおうということになり、検査をし、結果、無事に卵管も通っていました。

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ちょっと余談になりますが、

思い出してみると、シャワーの時などに、

身体を傾けると、お肉が片側に寄るということがあった気がします。

そして同時期に私と同じように、「蕁麻疹」に苦しんでいる後輩が同じ卵巣嚢腫だったことがあったので、因果関係があるのかな・・・と思ったこともありました。

卵巣膿腫の中でも、皮様膿腫というのは、

卵巣で「歯」や「髪の毛」を”製造”してしまう種類の腫瘍で、

(ブラックジャックのピノコはこの由来だそうです)

手術後に夫はそれを確認するという作業・・・があったそうです。

嫌な役目をお願いしちゃったなと思いながら、

私もそのことを聞くことが出来ず…

未だになんとなくそのことを思い出すと、主人が困ったときには私が助けてあげる。

という気持ちになります。

妊娠を強く望むばかりに、歯とか髪の毛とか作っちゃったのかな・・・と、

その頃はよく思っていました。

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術後お腹の傷が心配でしたが、子宮を開いたわけではないので、

すぐに妊娠してもお腹が膨らむ頃には傷も完治しているとのことで、

次の生理が来たらもう子作りを開始していいいですよ!

と太鼓判も押してもらえました。

ただ開腹手術で一番心配なのは、「癒着」。

とにかく術後すぐから歩かされよく動くようにと言われました。

卵巣膿腫があるとわかってから手術が終わるまで

3ヶ月ほどかかっているのですが、

本当にこの時私の気持ちは割と晴れやかで。

蕁麻疹も落ち着いていました。

もしかしたら数か月後には妊婦になっているかもしれない…と、

前向きな気持ちしかありませんでした。

実際身体も軽くなり…(毎日抱えて歩いていたと思うと恐ろしい。)

すぐに生理も来て、翌月からまた妊活を開始したのでした。

しかし1人目を妊娠するのはまだだいぶ先なのでありました・・・・

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28歳 結婚を機に東京から沖縄へ

30歳 妊活スタート

    初めてのクリニック

    基本検査

    タイミング 4カ月

    人工授精 3ヶ月

    身体中に蕁麻疹

    大きい病院でMRI検査 

    両側に卵巣膿腫が見つかる

31歳 東京の病院で開腹手術

    無事成功し妊活再スタート (リアルタイムではないですが)今ここ


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