笑いと恋と革命と
世間がどうであれ、恐れずに道を闊歩しよう。近所のお花は皆散ってしまったが、腐らずに私は祈る。素敵な言葉を知っている私は、決して、誰かさんのようにはならぬ。
私は、いつか、一人前になります。待っていてください。きっと大丈夫です。笑いと恋と革命と、それだけをいつも想っています。突き刺す真夏の光にも怯えず、真っ直ぐと前を向いて歩くつもりです。
ほへほへ。誰かのやさしさが身に沁みる。思い出たちが消えて行く。女たちが笑っている。腐った魚をその辺に捨てて、オール・ザ・ヤング・ドゥーを歌いながら、一人きりの夜の公園、あ、そうか、と独り言、気付いたことがある。蝉の声も、昼寝も、扇風機も、汗臭いシャツも、生ぬるい風も、燃える夕陽も、黄色い月も、確かに存在していた。これらは、まぼろし、などでは無かった。全て本物だったのだ。
今年も早い。じきに終わるだろう。
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