受け入れても境界線は引いておく
今週の美徳は「寛容」でした。
「受け入れる」というのは、簡単なことのようで難しく感じることもあったのではないでしょうか。自分との違いを受け入れると思っても、抵抗感があったり、「受け入れる」ことが勝負に負けたように感じたり、そんな葛藤もあったかもしれません。
「寛容」は「受け入れる」ことですが、それは「自分は自分であり、相手は相手である」という違いを受け入れるというだけのこと。
そこを間違えると苦しくなります。
自分と違う意見を、受け入れて、そちらの意見を採用する、ということではなく、「私はこういう意見だけど、あなたはそうなんだね」というスタンスなのです。
「私が正しい」でも「あなたが正しい」でもなく、「私もあなたも正しいと思っていることがある」というだけのことです。
これが境界線です。それがあるから、「私はこうだけど、あなたはこうなのね」って受け入れることができるのです。
もちろん相手の意見が素晴らしければそちらを採用していいんです。でも無理して変えることはない。それが「違いを受け入れる」ということなのです。
まあ、私もまだまだ未熟です。「自分の考えの方がいいんじゃないか」と相手に意見を取り入れて欲しくなってしまうし、受け入れられないとちょっと拗ねることもあります(笑)逆ならば、頑なになりがちです。
でも、そうやって一つ一つ自分のクセを見つけながら、美徳を伸ばしていこうと日々精進中なのです。
感謝を込めて
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