今週は「友好」の美徳です


「友好」の美徳は相手に自分は好かれていると思ってもらうことです。それは、相手の孤独を癒す一番の薬になります。
もちろん無理矢理にということではありませんが、しかし、友好的な人というのは、不思議なもので、スッと人の心に寄り添い、孤独から掬い上げてしまうのです。
それはまず、自分が好きで、自分が持っているものを分かち合いたいという寛大さがあるからです。そして、相手に対して、関心を持っているからです。
40週目になります。ですから、きっと美徳というものは「単体で」成り立っているものではないことはおわかりでしょう。
全ての美徳をすでに持っており、それが全て発揮されながら、ただ承認という、「あなたの行動の中にある美徳」を名指しするときに、際立っていると感じた美徳を一つ選んでいるだけのことです。
ですから、「友好」の美徳の中にも、そのほかの美徳があり、それが例えば「ひとりぼっちになっていたクラスメイトに手を差し伸べる」という行動をとったときに、52ある美徳から「友好」の美徳を承認するというだけのことです。ほかの人はそれに対して「思いやり」や「親切」など別の美徳を承認するかもしれません。でも、それでいいのです。
ただここでは、52の美徳を一つひとつ意識してみることで、自分の中にある美徳を育んでいくことを目的としていますから、今週は「友好」を見つけたり、実践してほしいと思います。
あなたが思う「友好」を見つけて、承認し、あなた自身も「友好」を実践してみてくださいね。
感謝を込めて

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