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副業・起業準備0で退職した、個人事業主1ヶ月目の私の末路

こんにちは、しまうさです。


2024年3月に公立小学校の教員を退職し、今は週に3日非常勤講師として働くことで少ないながらも安定収入を得ながら、自分の理想の生き方に近づけるような事業を起こすためのスキルを身につけているところです。

私が、起業・副業を意識し始めたのはかれこれ2年ほど前。
副業の本を読んだり、オンラインセミナーを受けたりとインプットを主にしてきました。

そこでは「副業で稼ぐ基盤を作らずに職場を退職するのはお勧めできません。働きながら少しでも行動しましょう」とどの人も言っていました。

「副業で稼ぐのはそこまで簡単じゃないよ」と。

「本気なら、ある一定期間は睡眠時間を削ってでもアウトプットをするなどして、起業の道筋を作りなさい」と。

しかし「どうせ私は公務員。在職中にお金を稼ぐことは禁止されているし」と、実際に行動に起こすことができずにいました。

お金をいただかなくてもできることはあります。
SNSを発信して認知される
スキルを身につけて、無料でモニターセッションを提供する
など

やろうと思えばできたはずです。

しかし現実は

毎日の教材研究、校務分掌、保護者対応などを終えてバタバタで帰宅。
その後も時間に追われて就寝。
力尽きている私が子どもと寝落ちしないで夜な夜なブログを更新する…というようなことが、どうしてもできませんでした。

結局
そのまま退職。
恥ずかしながら独立できるようなスキルや人脈を身につけることなく大きな組織から離れることになってしまったのです。

こう話すと、「起業への考えが甘すぎる」と叱られそうです。

本当に、返す言葉もありません。

ただ、今退職して思うのは、
在職中、今の生活に新しいことを取り入れるのは到底無理だった、ということです。

当時の私のキャパは「パンパンに服を詰め込んだ衣装ケース」状態だったのです。

そこに「副業のスキル」を入れようとしても、パンパンのケースに詰め込むことはできそうにありません。

新しいことを始めるには、まず中に入っているものを全部出して、いるものといらないものに分け、いらないものは手放すことが先決なのです。

断捨離と同じ考え方だなと思います。

私は3月に「平日12時間の仕事に関わる時間とそれに伴う精神的な疲労、思考」を手放しました。

そのおかげで毎日「12時間分の身体的精神的なフリースペース」を手に入れました。
そのスペースはかなり大きいものです。

ここに何を入れていくか。今はそれを慎重に決めているところです。

スキルを身につける時間と思考力、
起業までのロードマップを考える気力

みんなのように在職中にはそれらのことはできませんでした。

でも、それでもなんとかなる!そう信じて行動しています。

私の場合「非常勤講師」という少ないながらも安定した収入源を持っているという
心の余裕があることが大きな安心材料になっています。

あとは、貯金や投資である程度の資産があること。

余白を作ったことで、気持ちが安定した状態で新しいチャレンジができているので、「退職する前にある程度の基盤を作れなかった」私も、きっとなんとかなるさ、と前向きに捉えることができています。

そんな私と同じように、
「新しい働き方がしたいけど、そんなこと考える余裕さえ今の生活にはない!」という人の希望になれるように、精進していきます。

ちゃんと結果を出して、
再現性のあるようなロードマップを示せるように。

見切り発車的に退職してもなんとかなる。

今の自分が満足できる生き方を一生続ければ、一生満足する人生を歩めるはずです。

それを信じて、今の生活を存分に楽しみながら生きていきたいですね。

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