【正規教員退職】非常勤講師になって２ヶ月。心境全てさらします。

正規教員を退職して、２ヶ月が経とうとしています。

4月からは、週に3日現場で教員として働きつつ、
家では新たなチャレンジをスタートさせたわけですが、

その選択について、
現在の私の思いをつづりたいと思います。

※本当に、私の経験と思いだけを書きました。
決して今までの職業を否定しているわけではありません。
むしろ、続けられている先生方には尊敬の念しかありません。

※思いを全部吐き出したら、かなりの長文になってしまいました。
　どうぞ、ご了承ください。

実は、
あのまま教員として働いていても、
きっと人並みに幸せだったと思います。

夫も会社員として安定して給料をいただいているので、
世帯収入で見れば

子ども2人を不自由なく養うことはできる。
ちょっと気合を入れれば、中学受験もさせられる。
年に2回くらい、家族旅行をして羽を伸ばすこともできる。

それは、先輩先生の生活状況を見ても想像できました。

「私が、我慢して先生として働き続ければいい」

・子どもと朝ごはんを食べることを我慢
・自分がやりたい授業実践をすることを我慢
・保護者からの要求に反論することを我慢
・「さき先生ムカつく」と児童に言われても我慢
・キリのいい所まで職場で仕事をすることを我慢
・電車内でも、夕食中も、寝かしつけ後も心から
　仕事について考えない、そんな時間を作ることを我慢
・自分の趣味に没頭する時間を我慢

これさえできれば…。

でも、そんな我慢に限界が来てしまいました。

本当にこのままでいいの？


自分の人生に疑問が生じ始め、
いろんな人のSNSを流し見している時、

世の中には
【我慢をせずに幸せを獲得している人もいる】

ということを知りました。

その人たちについて知れば知るほど、
私もそうなりたいと強く願いました。

・精神的に我慢したくない！
・自分がやりたいことを我慢したくない！
・子供とずっと一緒にいたい！
・いつも笑顔で素敵な女性でいたい！
・夫と仲良く暮らしたい！
・周りの人から感謝されたい！

できるかどうかわからないけど、
このままではいけないと心の底から思いました。

思い始めると止められなくなりました。

もう、本当の自由を知らなかった
【過去の自分】には戻れないのです。

だから
公務員という安定を捨て、例え不安定だったとしても、
　　何にも縛られない
　　何も犠牲にしない
　　自分のやりたいことをやりたいだけやる

そういう生き方にチャレンジすることにしました。

この思いを周りの人話すのには
かなり勇気がいりました。

でも、真剣に話をすると

夫は
「さきちゃんの人生だから、
　後悔ないようにやってみればいいよ」

子どもたちは
「お母さん大変じゃなくなるの！？よかったね！」
と…。

家族は、家族の幸せと同じくらい、
私個人の幸せも願ってくれていることがわかり
とても嬉しくて涙がこぼれました。

そんな家族の応援もあって
現在の生き方があるわけですが、

２ヶ月経った今、

「しあわせ」
「平穏」

です。

非常勤講師として、
音楽の授業　だけに全力を注ぎ、
自分が「これはいい」と思った授業プランを実践。

児童と楽しい音楽の時間を共有しています。

「音楽の授業大好き！」
そんな風に言ってもらえることが
「教育者」本来の幸せだなあと実感します。

おうちでは、
帰宅した長男の宿題に一緒に取り組んだり
習い事の成長を見に、会場まで行ったり

次男のお迎えに早めに行って
帰りに近くの公園で一緒に鬼ごっこをしたり

テレワーク中の夫と
平日ランチの美味しいお店を開拓したり
…。

「正規教員」という肩書きを手放したら

自分の中に
大きな大きな余白が生まれました。

今は
本当に求めているものを
丁寧に吟味しながら
その余白に収納していく。
そんな作業をしている感覚です。


本当にやりたいことが見つかると、
我慢が犠牲に感じられなくなることも発見でした。

今までは
・自分の時間はテレビドラマを絶対に見てやる！
・とにかく寝てやる！
・毎日頑張っているんだから、お金使ってやる！

と、まるでリベンジするかのように
いろんなことをしていました。


それを制御されると、とても苦しくて
「なんで自分ばかりが我慢しないといけないの」

と悲しくなることが多かったです。

しかし、
今、新しい生き方を始め、そのための準備については

やらなきゃいけないこと
ではなく
やりたいこと
になっていて

ドラマを見ることや寝ること、散財することに
魅力を全く感じなくなりました。

これにはとても驚いています。

もはや、
我慢が我慢じゃない
犠牲とも思わない。

こんなに優先順位って変わるものなんだなと
不思議なほどです。

こんなに穏やかで生きられるのは
そういう幸せを見せてくれる人たちとの
「出会い」のおかげです。

これからも自分自身の幸せを追求して、
家族や周りの人たちのことも
幸せにしていきたい。

ライフステージの変化に
しなやかに対応できる人間になりたい。


そう思っています☺️

37歳の私には
まだまだ未来も希望もある‼️

40歳の夫にも、子どもたちにも‼️

60代の両親にも、

そして
あなたにも。

「変わりたい」と思った時が変わる時です。


大きな変化を恐れずに
理想の生き方を追い求めるために
行動して欲しいです☺️

1年後、2年後
未来の私がこの投稿を読み返した時、
この決断をほめてくれることを願って

今、感じていることを
包み隠さず書き記しました。


みなさま
最後までお読みいただき、
ありがとうございました✨