【先生の投資術】投資って怖いシリーズ3|「投資の種類がわからない」なら、できそうなやつ教えるよ。
私は小学校の先生です。世間では安定していると言われている職業で、副業は許されておらず、良くも悪くも古き良き働き方が推奨されている職業です。
私の同僚は根っからの「先生思考」の持ち主が多いです。
「安定が1番」
「定年まで働けば、まぁお金の心配はないだろう」
「他にお金を稼ぐ方法なんて・・・世の中そんなに上手い話はない」
と、頭からお金の話を嫌がる人が多い印象です。
ちなみに私は
「お金大好き」
「制度をうまく利用してお金を増やしたい」
「働くばかりの人生じゃなくて、早いうちにリタイアして他の可能性を見つけたい」
と、常に考えている人です。
こういう話をリアルですると、かなり熱がこもってしまい、同僚から引かれそうなので隠しています。。。
今回は、「投資が怖いだけじゃないことはわかった。少し興味は出てきた。でも、やっぱり安定1番、リスクを取らない運用を紹介して」という声にお答えします。
(どなたかから質問がきたわけではありません・・・でも、私の周りにはこういう人が非常に多いのです。)
私は投資の専門家ではなく、自力で学んで得た知識を友達に話すというシチュエーションで読んでいただけると嬉しいです。なので、結構ざっくりした内容です。
もし「少し投資が身近に感じてみた」と思っていただけたら、私の話だけで行動を起こさず、きちんと専門家の本を読んで勉強してくださいね。
リスクなしの投資なんかない
まず伝えておきたいこと。それは「リスクはある」ということです。
しかし銀行預金にしてもインフレによる貨幣の価値が下がることがあります。
「下げたくない、絶対上がる投資がしたい」というのは・・・ねぇ。
そんなものがあればみんなやっているか、
「そんな投資怪しいんじゃないの?」と結局疑うでしょう。
では、投資を選ぶポイントですが、
「どの程度のリスクを背負えるか」が判断ポイントです。
投資において、リスクとリターンの幅は同じくらいになると言われています。
5%のリスクを取れば、5%のリターンを狙える。
1%もリスクを取らなければ、1%も増えない。
そんな感じです。
だから、自分の投資額が「どこまで減っても耐えられるか」で商品を選ぶのが良いかと思います。
1、国債
0.02〜0.05%のリスク&リターンを許容範囲にする人は
「国債」
がおすすめです。
(ちなみに銀行の利子は0.001%位です・・・)
国債とは「日本にお金を貸す」ことです。
「国民の皆さんが持っているお金を国のために貸してください。一定期間貸してくれたら心ばかりのお礼(利子)をつけて返しますので」というものです。
日本に貸すわけですから、信用度は高いですよね。
たまに「国が潰れたらどうするのか」と、国債に難色を示す方もいますが、
日本が潰れたら銀行なんかとっくにどうにかなってます。
本当に国が潰れる前に、お金を刷ってばら撒くなり、金融政策をするなりするはずで、
国債が返されないことはまずほぼないと思って良さそうです。
また、国債には「変動型」と「固定型」があります。
固定というのは金利が初めから変わらない、変動は銀行の金利に合わせて商品の利子も変わるということです。
例えば自分が国債を持っている間に銀行の金利が3%に上がった場合、
「固定型」で購入していると、国債は0.05%しかリターンがないので、銀行に預けたほうが得ということになってしまいます。
対して「変動型」は「最低でも0.05%」という決まりがあるので下がっても0.05%、上がる時は銀行に合わせて上がってくれるのです。
そして商品には「1年・3年・10年」などの満期がついています。
何年そのお金がなくても普通に生活できるかによって選びます。
ちなみに10年商品でも、最初の1年間は下ろすことはできませんが、2年目以降は少し手数料のようなものを支払えば換金できるので安心してください。
国が投資家にお金を返せなくなるリスクが低い分、リターンも少なめ。
しばらく使う予定のないお金がある人は、手始めに「個人向け国債」から投資デビューするのがおすすめです。
2、投資信託
国債だとリターンが少なくて、少し物足りなくなった。と思ったら、次は「投資信託」です。
「投資信託」とは、日本・あるいは全世界の会社の株式を少しずつ購入することができる投資です。
株式というと自分で値動きをチェックし、高い時に売って安い時に買うというイメージがあるかもしれません。
しかし、サラリーマンや一般の人にはなかなかしんどい作業です。
そこで投資のプロに運用を任せるのです。
お金を預けて運用を任せて・・・騙されないの?と思うかもしれません。
しかし
「家を建てるなら建築会社に任せる」
「エアコンの掃除をハウスクリーニング会社に任せる」
「ご飯を作る時間がなければレストランでシェフに料理を任せる」
ように、
「値動きを見る時間がないし知識もないから、運用会社に任せる」
同じように考えると、少しはハードルが下がりませんか?
通常株式を購入する場合、1社ごとに購入します。元手もかなり必要になってきます。
しかも、その会社が万が一倒産したり、そこまで行かなくても業績の悪化から買値よりも大幅に株価が下がってしまった場合、大きな損になってしまいます。
投資信託の場合「多くの会社の株」を「少しずつ」「プロに任せて」運用できるのです。
多くの会社の株を少しずつ持つことで、1社の値下がりを他の会社がカバーし、大幅な損失を防いでくれます。
(その分爆発的な値上がりもありません。)
投資信託で得られる利回りは3〜7%位です
つまりは、始めようということ
今回説明したことはあくまでも「そんなに投資は怖くないし、爆発的に儲けられない分大損することもない。」ということを知って欲しかったのです。
しかも、「運用はプロに任せる」ことができるため、自分はお金を入れればよし。
入れる金額は自分で決められます。
毎月1万でも、1000円でもいいのです。
投資は始めるのが早ければその分得をします。
投資期間が長ければ長いほど利益が見込めるのです。
少しでも「これならできそう」と思いませんか?
そう思えたら、その気持ちが「大きな一歩」につながりますよ。
「じゃあ投資信託を始める!どれでもいいから買う!」とはなりませんよね。
投資信託の商品は国内に何千とあり、いいものと悪いものがごちゃ混ぜな状態です。
それを選ぶポイントがいくつかあります。
そんなに難しくない、誰でもその基準があれば見極められるポイントです。
私もそのポイントに従って2019年10月より投資信託を運用中。
月3万円で4つの投資信託を購入し、2年で+17万円ほどの利益が出ています。
次回、「投資信託を選ぶポイント」をまとめます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?