条件から選ばない

なにかを始めようと思うとき
“条件の中から選ばない”というのを大切にしている。

普通は、条件から選んだ方が楽だし
スムーズだし、早い。
条件から選ぶと間違いは少ない。

でも、条件から選ぶということは
自分の意志や考えが
環境によって変わってしまう、ということ。

もちろん、環境によって
選択を変える必要はわかるけれど
それは一番最後でいい。

まず、なにがしたいのか。
自分の心に聞いてみる。
全てが無条件で、なんでもできるとしたら
なにがしたいか？
どうしたいのか？
本当に自分がやりたいことはなにか？

その本当にやりたいことを
実際にやるために
最終的に条件にしばられることも
あるかもしれない。
でも、はじめから条件の中で決めていたら
どんどん、自分の本当にやりたいことが
わからなくなっていってしまう。

まず、なんでもOKだとしたら
すべての条件がクリアできたら
自分が世界の王だったら
時間もお金も場所も人も技術も素材もなにもかも
すべてを自由にできるとしたら
ドラゴンボールが7こ集まったら
…そういったすべての条件がなくなったら
なにをしたいだろうか。

このトレーニングにぼくは
お昼ごはんを使ってる。
今日に何食べようかな？って考える時に
もし、なんでも自由に食べれたら
いま、何食べたい？って
自分に聞いている。
近所の店から選ぶんじゃなく
お金とか考えず
時間も、いったん無視して。

本当にやりたいことは
条件の中にはないかもしれない。