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デザイン講座01 「まず目的を決める」

noteでも、読めるデザイン講座はじめます

デザインを無料で学べる!シマウマデザインスクールを立ち上げました。
本講座は、前回の記事のように…

「作りたいものを作る(実践)+必要な知識」をZoomでの講座を中心にやっていきます。ですが、こちらのnoteでもそのエッセンスをお伝えしていきます。


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デザイン講座 01
「まず目的を決める」
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デザインする前に「目的」を考えよう

デザインするにあたって、一番大切な話なので長くなってしまいますが、一言で要約すると「作る前に目的をしっかりと考えよう!めっちゃ大切!」です。以上、おしまい 笑。

詳しく知りたい方は、以下をお読みください。


「デザイン」と聞くとついつい「見た目」に注目が集まりますが、「見た目」はデザインの一部でしかありません。

那珂が考えるデザインの定義は
・関係をよくすること
・エネルギーの流れをよくすること
(これは、デザインの本質だと思いますが、唯一絶対の正解とは思いません。あくまで、那珂が考えるデザインの定義です。)

だから、デザインをするときには必ず、「なにかとなにかの関係をよくする」というような「目的」があります。その目的がなければ、良いデザインも悪いデザインも存在しません。

では、「目的」ってなんでしょうか?
僕がデザインをするときに、いつも考えているのが3つの目的です。


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3つの目的

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・そもそも、どうしてやるんだっけ?
 (デザインをする目的)
・誰に(何に)どうなってほしいんだっけ?
 (デザインすることで、どうなりたい?)
・最終的にどうなったら、超・理想的だっけ?
 (長期的な目標やゴールはなに?)

ひとつづつ、説明していきます。


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そもそも、どうしてやるんだっけ?
(デザインをする目的)

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特に、誰かからお願いされて何かを作る場合
「●●●のチラシ、作っておいて」
「□□□のロゴがほしいです」
「▲▲▲の書類をつくってくれますか?」
と具体的な「作るもの」が指定されることがあります。

そうするとすぐに、チラシを作ったり、ロゴを作ったり、書類を作ったり、「作るもの」すぐに作ってしまいがちです。でも、「作るもの」は目的のための「手段」「方法」です。

なので、「作るもの」を作る前に、
「どうして作るのか?」
「どうなりたいから作るのか?」

という
「そもそも、どうしてやるんだっけ?」
という質問で、必ず「目的」を確認します。

作るのって、楽しいんですよね!わくわくしますよね!
だからすぐにでも作り始めたくなっちゃいます。
でも、何のために作るのか、「目的」がないと、なにをつくっていかわからないですよね?

だからはじめに、「そもそも、どうしてやるんだっけ?」を確認します。自分自身で何かをつくるときも一緒です。

たとえば仕事で「名刺を作ってください」という依頼があったとします。でも「そもそも、どうしてやるんだっけ?」を確認した結果、それなら名刺ではなく■■■の方がいいですよ、という提案をすることも多くあります。(もちろん、そのまま名刺をつくることもたくさんあります。)

どんな仕事でもそうかもしれませんが、具体的なやること、「作るもの」を作り出す前に、「そもそも、どうしてやるんだっけ?」を必ず確認しています。


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誰に(何に)どうなってほしいんだっけ?
(デザインすることで、どうなりたい?)

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デザインをするということは(ほとんど多くの場合)誰かに何かを伝える、ということです。その場合、伝えておしまい、ということはほとんどなくって、伝えた後に「どうなってほしいか?」「どんな行動をしてほしいか?」という「伝えた後」が存在します。

たとえば
ある食べ物のパッケージだったら、お店でそのパッケージを見た人が「おいしそう!」「食べてみたい!」「買いたい!」と思ってもらいたい、など。今だと、「インスタグラムにアップしてもらいたい」なんてこともあるかもしれません。

たとえば
ある人の名刺だったら、名刺をもらった人が「誠実そうだ」とか「この人と一緒に仕事をしてみたい」とか「印象深く覚えてもらう」とか、「どう思ってもらいたいか」があります。

一方で、
見る側やもらう側への「伝えた後」もあります。

たとえば
イベントのポスターだったら、(参加したいと思った後)「webサイトから申し込んでもらう」「電話をしてもらう」「イベントの内容を知ってもらう」など。伝えた後にどんな行動を取ってほしいか?

たとえば
求人パンフレットだったら、「エントリーしてもらいたい」とか「会社に良いイメージをもってもらいたい」とか「webサイトにアクセスしてほしい」など。

もちろん、見た人が取る行動なので、コントロールはできませんし、コントロールしようとしてもいけません。(人は誰かにコントロールされそうになると、急激に不信感を持ったり、警戒心を持ってガードしてしまう。)でも、どうなってほしいか、どんな行動を期待するかによって、伝えることは変わってきます。

なので、「誰に(何に)どうなってほしいんだっけ?」という質問で、デザインすることで、どうなりたい?ということを考えます。


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最終的にどうなったら、超・理想的だっけ?
(長期的な目標やゴールはなに?)

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上の2つの目的が見えると、今つくるものはハッキリすると思います。
3つ目の目的は、「本当にそれでいいの?」を確認するものです。

短期的には、今回人に集まってほしいとか、いま売り上げが欲しいとか、すぐに反応がほしいとか、すぐに結果が出てほしいこと、多いと思います。ほとんどの場合がそうではないでしょうか。

すぐに結果がほしい。わかります。
僕もそうです。
ただ、その目先の結果を求めることで、長い目で見ると遠回りになっちゃうことや、遠回りどころかマイナスになってしまうことって多くあります。

そして、目先のことって誘惑が強いんですよね。
すぐにお金になったり、人が集まったり、楽しかったりする。でも、本当に今回やることが最終目標とか、心の底からやりたいこととか、魂が震えるほどやりたいことにつながるのか?はじっくりと考えた方がいいと思うんです。

僕自身、楽しそうなことがあると、つい、ふらふら〜と寄せられてしまう人間なので、楽しそう!だけなのか、魂が震えるくらいやりたいのか?って自分に質問したりします。そのときに、自分の本当にやりたいこと、会社だったら、事業をすることで作りたい未来(ビジョン)とかが、しっかりとあるとブレなくなってきます。

「最終的にどうなったら、超・理想的だっけ?」「長期的な目標やゴールはなんだっけ?」「これができたら、もう思い残すことは無い、ってどんな状態だろう?」。長期的に目標を定めた上で、それなら今回やること(作るもの)はぶれてないよね、としっかりと見えたら、はじめて作り出させる!という感じです。


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まとめ

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作る前に「目的」をしっかりと考える。
そのために3つの質問が有効です。

・そもそも、どうしてやるんだっけ?
 (デザインをする目的)
・誰に(何に)どうなってほしいんだっけ?
 (デザインすることで、どうなりたい?)
・最終的にどうなったら、超・理想的だっけ?
 (長期的な目標やゴールはなに?)

「目的」がしっかり見えると、「作るもの」も、どんなものをつくればいいか?はっきりとしてきます!





いや、こういう話はいいんだよ!もっと具体的なデザインの話してくれよ!とお思いの方もいるかと思います。でもね、この「目的」がないと、ひとつひとつのデザインの良し悪しって決められないのです。

これから、(Zoomの講座では)あなたが作ってくれたものをデザインチェックしてフィードバックする際にも、僕は必ず、この質問をします。「これをつくった目的ってなんですか?」って。


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と、素直さを持っている方だといいなぁ。

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2020年4月16日17時まで

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