しまたび夫婦 | 014 下蒲刈島
瀬戸内海の島々を巡っている、しまたび夫婦と申します。
今回は広島県呉市にある、下蒲刈島(しもかまがりじま)に行ってきました。
私たちは、1日で「とびしま海道」を制覇しようと思っていたので、滞在は長くはなかったのですが、「三之瀬地区」という、下蒲刈島の1番の観光ポイントの紹介をしていきたいと思います。
この辺りは海上の要所であった面影や、朝鮮通信使をたどれる名所が集中しており、古き良き町並みを楽しむことができます。
蘭島閣美術館や、朝鮮通信使の資料や陶磁器が展示されている松濤園、また瀬戸内海の海上交通の要所として栄え、宿泊所として使用された三之瀬御本陣芸術文化館、などもあります。
また近くには海駅三之関という下蒲刈の特産物がお土産として購入できる場所があったり、揚げたてのじゃこ天をいただくこともできます。
私たちは、白雪楼(はくせつろう)を訪れました。
こちらは江戸時代の末に建てられたもので、一階の茶室には壁が回転する珍しい「どんでん返し」がある貴重な建物です。
2階に上がると瀬戸内海と日本庭園を一望できる「絵になる風景」を楽しむことができます。また天井には漢字がぎっしりと書かれています。
1階の茶室で日本庭園を眺めながらお抹茶をいただくこともできます。
お茶菓子もついてきて、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ではまた次の島でお会いしましょう。