僕んちのサイトはこんなふうに作ってる
以前、僕は「趣味:Movable Type」などと呼ばれるくらい、ヒマさえあればMovable Typeを使ってウェブサイトやブログを作ってました。
当時はオープンソース版のもの、個人無償ライセンスのものを使ってシステムに慣れ、業務用にライセンスを購入するという流れでした。
いきなりライセンスを買うのはさすがにハードルが高く。。。
そんなわけで、ウェブサイトとブログを量産し、一時は20サイトをこえ、手つかずになるものも多くなっていきました。
今みたいにブログで稼ぐようなプロブロガーも目立たず、そんな存在が世にあるとも考えていない時期でしたが、もしかしたらハシリのような作り方をしていたのかも???と思うこともあります。
僕んちは3サイトがメイン
そんな僕んちのサイトは、今は登山と神社と本業の3サイトがメインになりました。
神社のブログは2006年にはじめて、当時はコンテストに応募したり、3日に1回の更新があったりと精力的に動いていたのですが、飽きっぽい僕の性格で今は年に1回の更新があれば良い程度。
登山のブログは2012年ごろから始めました。
もともとは複数の登山仲間と「みんなで登った山をリスト化しよう」ということになったのがキッカケでしたが、そんな僕の思惑はひとつも敵わず、個人で楽しむ結果になっています。
移り気な僕にはその方が合っていたようにも思います。
ブログとはいっても登山となると「ブログを書く」ということには様々なスキルが必要で、そもそもの文章を書くということに加えて、当然ながら登山ができること、登りながら写真を撮れること、そして何よりもマメであることが大切でした。
複数いる仲間のスキルがバラバラである中、負担無く投稿できること、更新ができることを第一に考えながら登山ブログはスタートしました。
Movable Typeを使ったブログ管理
そんな個々のスキルの差を埋めるためにも、Movable Typeは最適だと考えていました。
今や殆どのサイトが使用しているWordPressをゴリゴリにカスタマイズをしても良いのですが、もしそうしていたら僕ひとりで更新をするハメになったことに我慢ができなかったかもしれません。
登山ブログの開設当時はMovable Typeのバージョンは5でした。
とても日記が書きやすい状態で、僕にとっては「こんな快適なシステムをなぜ使わないんだ?」と思えて仕方がないくらい。
自分で使うためにテンプレートを書いているので、当然と言えば当然ですが・・・
バージョンが7になった現在は、日記というよりはコンテンツとして重きを置いたシステムに変わり、「コンテンツタイプ」などという仕組みまで導入されました。
それまで「タグクラウド」を乱用していた僕にとってはこの仕組みは非常にありがたい存在になりました。
タグで区別していたものが、全てチェックボックスで管理できる。
ということは、誰かに紹介するときに簡単じゃん?って思わせることができると。。。
こんな順番で書き進めます
コンテンツタイプを使用しながら、
・写真
・データ
・感想
・山行中のできごと
と、記事を大きく4つのグループに区別し、この中で、感想だけはできるだけ下山した日に書くようにしていました(過去形)。
時間が経つほど書けなくなっていくのがこの部分なので、自然で正直に書けるように、どんなに眠くても、疲れていてもと心がけていました(過去形)。
データは手持ちのGPSからデータを移し、一部計算機を叩いて数値を記入します。
地図に歩いたルートを表示するのも含めて、約20分ほど掛けています。
写真は、クリックして大きく表示するものと、クリック前に表示するもの、カルーセルで使うものの3つが必要です。
そのためPhotoshopでバッチ処理を使い、最大で140枚×3パターンを自動でリサイズしています。
山行中の出来事は、撮ってきた写真を見ながらパソコンのアプリなどに記入しています。
直接Movable Typeに書き込むこともできるのですが、それよりは手元に保存しながら文章を書いた方が安心感があり、ほどほどに掛けたところでMovable Typeの中へ保存するという方法を取っています。
せっかく書いたのに、ログイン時間が過ぎて「もう一回書いてね」みたいな事態になるととても切ないので・・・
パソコン用の写真のレイアウトや、クリックで大きく表示するための機能など、一回ずつ打つのが面倒なことも多く、過去記事をコピペして、共通する部分は一括で置き換え、あとはひたすら手で打っています。
山によって掛ける時間にはかなり差がありますが、短ければ2時間ほど、長ければ4・5時間掛けています。
Movable Typeの機能を使って関連記事を表示する
ページの下部には関連する情報を掲載していますが、こちらはコンテンツタイプの出番です。
以前はタグクラウドを使って半手動で表示していましたが、現在はコンテンツごとに関連づけることが可能になったので、ぽちぽちとチェックを入れて表示しています。
使った道具や立ち寄った場所など、このあたりの表示はブログならではという機能をMovable Typeで採用しています。
「近い山」「同じ時季に登った山」は、過去に登った山、山行記事をそれぞれタグ付けし、共通するタグが設定してある記事を表示するという仕組みにしています。
たとえば槍ヶ岳なら「北アルプス南部」というタグを付け、共通するタグの付いている穂高岳や乗鞍岳が表示されます。
ただし、全記事で同様のサムネイルを表示しないように、記事を作成した日が14日以前ならば古い順に、15日以降ならば新しい順に表示するようにしています。
順序は更新日で変化するため、記事に加筆したり修整を入れると、その並びのルールが変更され、サムネイルが変わるようになっています。
単純に新しいもの順にすると、古い記事が目に触れる機会が減ることもあり、それを回避するための仕組みとして作りました。
古い記事は写真も書いてある内容もイマイチなことが多いのですが、せっかく積み重ねたものなので、漏れなく見て貰える仕組みを作りたいと考えています。