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全部ありがとうでいいか
どうしても我慢できなくなって、ギターの弦をネットで注文しまして。
二日後に自宅ポストに入っていました。
物を運ぶ人には本当に感謝です。
早速ギターの弦を交換。
新しい弦でEメジャー辺りをジャリーンと1発鳴らせば、キラキラ光る音の粒が全方向にブワッと飛び出して、速度を失いながらふわりと舞い、程なくじんわり消える
んですよ、新しい弦は。最高ですよ。
ギターを作った人には本当に感謝です。
Eメジャーを作った人には本当に感謝です。
大昔に何かのテレビで見た情報なので、全然間違っているかもしれないし、そもそもがうろ覚えなのですが。むっちゃくちゃ昔、何百年とか千年とかそんな前。ヨーロッパ辺りのどっか。現代のギターとは違うけど、ギターっぽい楽器がポピュラーになって、家庭に一本とかそんな感じで親しまれていた頃。
そのギターのチューニングの方法は、各家庭によってバラバラだったらしいのです(まぁ全く嘘の情報かもですけど)。
各家庭でバラバラ、というのは言い過ぎかもですが、その地域とか小さなコミュニティによってチューニングの仕方が違うってのはありそうですよね。受け継がれてきたものだったり、他の地域から入ってくるものだったり、誰かが変えたり、アクシデント的なものだったりするものが一時的なトレンドになったり、スタンダードになったり、そういう事があったんだろうなと思う。料理の味付けとかそんなんと一緒だったんかなと思う。
今でももちろんギターのチューニングの方法はむちゃくちゃ種類があるんですが、いわゆる「レギュラーチューニング」というのは世界で共通。
「このチューニング、便利じゃね?」ってなって、様々な文化や民族と一緒に世界中に広がっていって、スタンダードになったんかなあ。
ギターのチューニングを色々試した人には本当に感謝です。
さかのぼりまくると、弦楽器の起源は弓矢の弓らしいので、弓矢を発明した人には本当に感謝です、ということになるな。なんかちょっとそれは違う気がするな。一番最初に弓矢の弓を楽器のように扱って演奏をした人に感謝、にしときましょうか、いやもう全部に感謝でええわめんどくさい。