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22年間のバレーボール競技生活を振り返ってみて(高校編)

 大分工業高等学校(通称:大工【だいこう】)に入学し、いよいよ僕の高校生活が始まりました🤩
 ちなみに、大工のOBには元バレーボール日本代表の加藤陽一さんがいるんです!実は、僕が大工に行こうと思ったきっかけは、小学6年生の時に兄が大工でプレーをしていたのを観ていたことと、加藤陽一さんに憧れていたからなんです✨
※兄は中学よりバレーを始め、JOCの大分代表に選ばれる。その後、大工へ入学する。
 しかも、兄の練習見学に行った際に、加藤さんが大分に帰って来てて、大工に顔を出してくれた時に生の加藤さんに会えて、めちゃくちゃ喜んでたのを思い出します🥺

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             (当時の加藤陽一選手に頂いたサイン)
 
バレーボール漬けになる高校生活ですが、バレーをする前から闘いは始まっていました。それは自宅から学校までの自転車通学です🚲
 僕の家から大工まで片道50分かかります。朝7時過ぎには家を出て、練習が終わってから帰り着くのがだいたい20時頃でした💦
ヘトヘトになって帰って来るので、お風呂入ってご飯を食べたらすぐ寝るって感じです😵‍💫
また、通学中には自分ルールっていうのがあって、坂道を上る時には「絶対地面に足をつけない」と決めていました!
ん⁈何それ?って思いません😅⁉️
途中で地面に足をつけてしまうと負けたみたいで嫌になるからなんです!笑
もちろん、坂道で信号に引っかかった時には電柱に掴まって、足は地面につかないようにしてました😏
だって、一度でも諦めてしまうと、諦めグセがつきそうで…
だから、トレーニング後で足がつりそうになっても絶対にこの自分ルールだけは守り続けました!笑
己に克つ」中学時代のバレー部のスローガンで、恩師の大好きな言葉であり、僕を支え続けてくれた言葉です!この言葉に出会えたからこそ、自分に挑戦し続けることができたし、強くなれたのだと思います。
 せっかくなので、もう一つ僕が好きな言葉を紹介させていただきます。その言葉は、よく練習試合をさせてもらっていた大村工業高校の体育館に飾られていた「技術者たるまえに まず人間たれ」という言葉です。優れた技術を磨くことは大切だけど、何よりも大事なことは、まず人としてどうあるべきか?を考えて行動することではないでしょうか。自分は100%胸を張って正しい行動をしてきたとは言えませんが、年齢とか性別とか関係なく、人として尊重した接し方を今も心掛けています☺️
 高校時代は、強豪校と練習試合をするために県外遠征ばかりでした。夏休みに大分に滞在した期間が約三日間とかもありましたね😅
それでもバレーが大好きで、授業中も先生の話しを聞かなきゃと思いつつも、気づいたらバレーのこと考えてて、今日の練習でこれ試してみようかなぁとか、こうゆうトレーニングしたらもっと跳べそうやん!とか、そんなことばっかり考えてましたね笑
その甲斐あって、成績の方は見事に反比例して落ちていきましたが笑
イメージすることも練習」って聞くことがあると思いますが、本当にその通りだと僕は思います。ボールを触っている時だけに上手くなるのではなくて、ボールを触ってない時でも、イメージすることによって可能性の幅が広がると思っています。どういうことかと言うと、「イメージしたことは実現できる!」と僕は考えています、もちろん全てではないですが、多くのことは実現できると自分自身の体験から言いきれます。しかし、逆に言えば、イメージ出来ないことは実現することが難しいともいえますね💦
スパイクをこんな風に打ちたいけど、どうやったら出来るだろう⁈助走の入りはこうしてああして…とか、その考えていたことを実際にやってみて、上手くいったところは活かして、上手くいかなかったところはまた修正しての繰り返しをすることでイメージしたことを可能にしていくことが出来ていました。その日考えたことは、その日のうちにクリアしたい性格だったので、練習が終わっても自分が納得いくまでは遅くまでチャレンジしたりしてました😅
 ある意味イメージオタクな僕が夜な夜な想像していたことがあります…
それは、春高の決勝戦で、最後の1点をどうカッコよく決めるか!ってことをいつも想像していました笑
(あらぬ想像をした人はダメ🙅‍♂️ですよ笑)
 当時の最高のイメージは、めっちゃラリーが続いて、最後は二段トスが上がってきて、相手の3枚ブロックのインナーをドカンと抜いてガッツポーズするんだ!とかでしたね笑
 そんな上手くいかないやろって思った方も多いかと思います💦
ところが、そこまではなくとも、実はそのイメージに近い場面までは行けたんですよ🤣
それが、僕の高校時代で最も思い出に残っている試合で、佐賀インターハイ(2年生時)の決勝戦です‼️
僕にとって2度目のセンターコートでの戦いでした。決勝の相手は東亜学園で、現東レの星野くんや、元JTの小澤さん(JOCで戦った時のこと覚えてくれてました😭)を筆頭に、超スーパースター軍団の集まりでした✨
今だから話せることですが、準決勝の時から右肩を痛めて肩が上がらなくなってたのですが、最強の相手(今大会確か失セット0)と最高の舞台で戦える嬉しさの方が強く、ここで戦わなかったら後悔するし、このチャンスは2度と巡って来ないかもしれないと思い、「肩が壊れて2度とバレーボールが出来なくなってもいいから全力でやる」という覚悟を決めて試合に臨みました!結果は、1-3で負けてしまいましたが、唯一最強のチームから1セットを取ることが出来たんだと、誇りに思いました!

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                (佐賀インターハイ:準優勝時の写真)

最後まで読んでくださりありがとうございました😊
高校時代も貴重な経験ばかりで、学ぶことが多かったです!次編では大学編に突入したいと思いますので、よかったらまた見に来てください🥺

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