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淡路島から大阪へ、奈良へ、岐阜へ!

🚗 東京→静岡→兵庫→徳島→淡路島→大阪→奈良→岐阜→長野→東京 9日間 ⑤ 🚗
参考:旅行地図

2023/04/21 金

さらば玉ねぎの淡路島。旅程変更。
せっかく車なので大阪に寄り道しつつ、奈良までのドライブ。

道の駅の自販機。コーラまで洗脳されている。Yes OnionYes!?


宝塚市立手塚治虫記念館(大阪)

漫画の神様、手塚治虫先生の記念館。
漫画好きとしては、一度は詣でないとあかんじゃろ。

虹色の窓がリボンの騎士っぽい!手前では火の鳥様降臨。
街頭の柱にはブラックジャック先生♡
ハリウッドスターを模して。手形ではなく、火の鳥は足形をぺたり。
これが神様のツール。着てたTシャツのアトムが霊体のように写り込み、飛んでいる。
トレードマークのメガネとベレー帽
観てこの几帳面で美しい手帳!昆虫少年の頃からこんなに美しい・・・・
医学生時代のノート 本当に医学博士なんだなーって思った。
アニメの絵コンテも丁寧に書き込んでる〜
展示物は手塚SFに出てきそうなカプセルに入れられていた

正直、大きなお友達にとっては物足りなかった。
物には先生のパワーを感じたが、記念館としての展示の工夫が今ひとつ
。終戦直後の立ち上がりや、焚書騒動、劇画移行期のコンプレックスとか、まさに時代とともにどんどん変わっていった彼の歴史を、わかりやすく掘り下げてほしかった。
あと、お土産。何か協力したかったのに、大人が使えるものがなく、残念。


當麻寺(奈良)

當麻曼荼羅がご本尊のお寺。「練り供養」一回は見に行きたいなあ。
中将姫が一夜で織ったという當麻曼陀羅(写本)がご本尊ポジションなのが珍しかった。日本最古の弥勒如来坐像とか、須弥壇そのものが国宝というのも、なにやらありがたい。
カンテレ「TV見仏記」のロケ地なので、なんとなくチョイスしていったけれど、今思うと、宝物殿見わすれたーー!!

撮影禁止なので、當麻寺公式HPより「當麻曼陀羅」

安倍文殊院

変なでっかい獅子が気になっていた。車だからこそ、不便なところに行ってみた。このお堂の中の像はすべて国宝!全員揃って「渡海文殊群像(とかいもんじゅぐんぞう)」ですって。
獅子が善財童子をじっとみているのが面白い。

撮影禁止なので、安倍文殊院公式HPより日本最大約7mと伝わる「文殊菩薩(国宝)」

写真では巨大な感じがわからないが、7m。入った時の衝撃は大きい。
ここにきて拝観できてよかった!

文殊院の池の辺りの東屋に、ポツンと電子レンジが置かれていて、なんだかシュールだった。

温めて食べると美味しい、亀パン専用。食べておけばよかったな。

🏨スーパーホテル「LohasJR奈良駅」

ビバ!スーパーホテル。ウェルカムバーにはワイン・ジン・ウオッカ・ウイスキー・焼酎もあって、最高!駅近だし、コスパいいっす。


2023/04/22 土 

奈良公園の鹿🦌

奈良に泊まったアドバンテージは、朝一の鹿にチヤホヤされること。

純正の証紙がついている鹿せんべい。紛い物もあるのか?
鹿せんべい瞬殺、草食獣の強引さを舐めてました。
観光客に届け、鹿の凶暴さ。 シカ相談室もあるのね。
東大寺大仏殿とご一緒に〜

東大寺大仏殿とその周辺

大仏殿→二月堂→三月堂→千手堂と、ぶらぶら鑑賞。

威風堂々。人が少ないのは朝イチの特権だ。
大仏様、一時期雨ざらしの時代もあったと知り、驚いた。
コロナの影響で、穴くぐりができない世の中になっていた。
驚いたよこの立札。Tシャツ不可だったとは存じ上げず、申し訳ないことを。

二月堂の階段を登り、街を見下ろすと「奈良版清水の舞台」の趣がある。
このすごい階段を、60kgの松明を持って走り回るって、凄すぎ。

一段一段が微妙な高さ。ここを重いもの持って走るの信じられん。
裏道は素敵な土壁が続く。
工事の鹿発見!奈良はやっぱり鹿なのだ。

戒壇院千手堂が7年ぶりに特別公開というので、いそいそ拝観。
1998年5月に火災があり、仏像は避難させたが、厨子は持ち出せず修復した物だという。誰がどの像を持ち出すとか事前に決めてあった聞くと、お坊様の火災訓練を想像し、ちょっと微笑ましい。

撮影禁止なので、画像は「ならめがね」様より

東大寺ミュージアムで戒壇堂の四天王立像、奈良国立博物館では金峯山寺(きんぷせんじ)の重要文化財 木造金剛力士立像が見れたので、琵琶湖に移動。車は奈良登大路自動車駐車場に停められたので、サクサク行けて最高。


滋賀県立琵琶湖博物館


ビワコオオナマズの水槽が破損して、大変なことになった博物館。
現在は水族以外の展示をディスカウント価格で見ることが可能。
水槽展示無しでも結構なボリュームで、展示も美しくためになる。

琵琶湖ってデカいだけではなく、400万年以上まえの古代湖だとか、
象の足跡が残っているとか(日本にも象がいたんだ!)、水中考古学なんてのも、初めてまざまざ知った。
ジオラマも作りっぱなしではなく、なにを意味しているか画面タッチで解説が出る仕組みがよかった。

これはロシアの象の化石。日本にいたアケボノゾウはもっと小柄で可愛い(カバぐらい)


🏨ホテル&リゾーツ 長浜 -DAIWA ROYAL


窓から琵琶湖ビュー。博物館で勉強したので、湖に見える矢印状の木は魚を取る伝統漁業だとわかるのだ。

知らなかったら「なんであそこに矢印?」ってなるよね


2023/04/23 日

ぎふ金華山リス

よりによって「ぎふ清流ハーフマラソン」に重なってしまい、通行禁止でいく手を阻まれ岐阜城界隈をオロオロ走行。結果的には一番近い第一駐車場に入れたけど、やあビビった。

リス村は、お山の上。ロープウェイで上がった先に即見つけられる。
ここは「餌を買う」ではなく、入場の際にミトンをつけ、その上にひと掬いの謎の粉を1回だけ乗せてもらう仕組み。(多分穀物の粉)
午前中の甲斐あって、あっという間にペロペロ舐め取られてしまう。

くっ・・・もう少しゆっくり触れ合っていたい。
餌を売ってもらえないか交渉するもNG。
それならばと、一回外に出て、もう一度チケットを購入して謎の粉を乗せてもらい、今度は落ち着いてりっちゃんズと触れ合う。

こんな感じでグイグイくるよ!ただし午前中だ。
元気一杯、毛並みも綺麗でヨキ!新緑のりっちゃん。

昭和十一年、「躍進日本大博覧会」の見世物として連れてこられた台湾リス。この時数匹が金華山に逃げ、野生化した。そのリスを飼い慣らし、子供達と遊ばせたいと願い、昭和四十年に、日本で初めてとなるリス村を開村したそうだ。
山中にいるリスは「リス村から逃げたものではありません!」が、パンフレットのまっさきの文言なのが面白かった。

岐阜県立美術館

岐阜県美術館公式アカウントから発表されてる、実録☆美術館お仕事4コマ!!「ミュージアムの女」の舞台に行ってみた。学芸員さんを見かけるたびに、作者はこの人かな〜なんて妄想。

新収蔵品お披露目展では、シスコばあちゃんの作品が圧倒的パワー!
色が、絵がらが、底抜けに明るくて嬉しくなってしまう。

塔本シスコ《ひまわりの中で インコ》1987年 岐阜県美術公式HPより

🏨横谷温泉旅館

このあとは帰宅の予定だったが、渋滞を避け長野に一泊!
この温泉、渓流を臨む2つの露天風呂が広くて気持ちいい。
時間で男女を入れ替えどちらも楽しめるのだが、
不思議なことにどちらも私にはゆったり適温、夫には高温だった。
温泉の方が、男性が入る時あつ湯にしているとしか思えない。
どうかゆったり入れるように温度下げてあげてーー!


旅のまとめ

海外旅行でもないのに、8泊9日!!
全国旅行支援をフルに活用して、お得に旅行ができました。
県を越境する前にいただいた分は使い切らねば、でもナマモノはだめ!と、贅沢な悩みと共に選んだお土産。奈良で買った布巾が案外ヒットだった。

念願の大塚国際美術館、六甲枝垂れと大物が並ぶ中、
今回の一番は、神戸どうぶつ王国だな、やっぱり。
飼育環境が素晴らしく、動物の見せ方が良く、
もふもふ大接近で超絶楽しかった!動物好きにはまさに天国です。

(次の旅行のために)
長期旅行では、着替えは3セット持って、3日目で洗濯というのがいいみたい。最近の洗濯機は洗剤持ってかなくても大丈夫というのも覚えておこう。


長い旅行記を読んでくださって、ありがとうございました。




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