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読書 ツユクサナツコの一生

益田ミリ「ツユクサナツコの一生」を読みました。
大人も子どももマスクをしている時期のお話でした。
主人公は漫画家のナツコ。ドーナツ屋さんでバイトをしている。
ナツコの日常とナツコの描いた漫画が
だいたい交互にでてくるお話でした。
淡々と漫画を描く姿が印象的。

好きなところ
①絵がかわいい
②共感できる
③いいこと言ってる

①絵がかわいい
 ほのぼの

②共感できる
第6話のレコード
もの忘れのお客さんのお話。
「やさしい人でしたよねぇ」って過去形で言ってしまった自分に
ちょっと違和感を感じるところ。
春子はお客さんが不安にならないような対応をする、
そんな漫画に仕上げるところ。

③いいこと言ってる
第8話のこれ、良かった。
「子供に笑いかけるんは
大人にできることの
最大のええことやのに」


ナツコ、日常から急にいなくなってしまって。。
はかない。ツユクサ。

上手に言葉にできない気持ちをさらりとマンガで書いてあって
ああわかるって思った。
思ってることを文字にするのって難しい。
あとドーナツ食べたくなる。

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