デザイナーさんの言葉でショックを受けました。
出版社宛てに絶賛郵送中のイラストポートフォリオ↓
こんなラベルシールを貼りたいのですが大丈夫ですか?
デザイン、制作をしていただいた鹿児島のデザイナー ダマリさんに朝一で問い合わせをした。イラスト関連の記事を書いていこうと最近はじめたnote。URLを背表紙に追加したかったのだ。
何冊かはこうして貼りつけ↑2、3社に送ってしまってからハッ!と気づいた。これってもしかして…まずくないか?
デザインを壊してるってことにならない?
ベースのデザインを触っているわけではない。にしても、制作していただいたダマリさんにひとこと確認しなくてはいけないのでは!
焦りつつ朝一でURLを追加したい旨と、貼りこむ位置の確認と共に一報した。(というかもう勝手に送ってる分ある!)
ご本人の了解を得て、ホッとしながら貼り込み作業をしていた。
すると夕方近く、ダマリさんから連絡があった。「ずっと引っかかっていたのですが…」と。思いもよらない彼女の提案に、わたしは軽くショックを受けた…。そして急いでラベルを作り直すことにした。
そうして出来上がったものがこちら↓
noteはじめました。
訂正の雰囲気が出るどころか、
大胆にもアピールしている形に!
いっそのこと、吹き出しシールのようにするか、ただの円のシールにするかして、noteはじめました!にしてみてはいかがでしょう?
ダマリさんはこう提案してくれました。
なんと!こんなこと、思いもつかなかった!ダマリさんあなたと言う人は!デザイナーの頭の中とは一体、どんな構造になっているんだろうか!わたしの意図と、まるで逆の発想だったことになる。目立たぬよう、体裁よく見せるばかりを考えていたわたしの、なんというデザイン力のなさ!
なるほど、本当にステキになったし↑わかりやすい!そしてnoteをはじめたばかりだということがしっかりと伝わる!
編集部ではきっとこうなるんだろう。
あ、noteはじめたばっかりの人なんだね、見てみよう!なるほどなるほど、だからこんなに記事数も少ないってワケなのね、ふむふむ。
朝一でわたしの貼り込んだなんとも言えないラベルシールを見せられたダマリさんは一日中モヤモヤしていたに違いない。ごめんなさい。
わたしは実際に軽くショックを受け、自分のデザイン力のなさに改めて愕然としてしまったとともに、デザインそのものをゼロから学んでこられた方の、そもそもの偉大さを強く感じました。
出来上がった吹き出しラベルそのものは、ダマリさんからの提案をもとにわたしが勝手に作ったもので、決してこれ自体はダマリさんのデザインではありません。ダマリさんが作られていたらもっと見やすいものになっていたと想像できます。
素直に表すことのたいせつさ。
この一連の出来事で感じたことは、素直に表現する。ということはとても大事な事である。ということ。そんなことはわかっていたはずなんですが、実際はわかっていなかった。
正直わたしは慌てたんです。ポートフォリオを作り、印刷も全て終えてしまい、郵送している最中にはじめたnote。イラストを中心に発信していきたいとなれば、企業にそれをアピールすることは当然考えます。
いま思えば慌てた結果が無残にも現れています↓
自分の思うことを素直に表すということ。どんなものに対してもそうですが、この出来事で、忘れてしまっていた大切なことを教わった気がします。
ダマリさん改めて、
本当にありがとうございました(;_;)