このままイラストを続ける不安。もっと感性を豊かにしたい
自己紹介(8)
❇︎自己紹介はこちらにまとめてあります。
派遣社員としてDTPオペレーター※
副職としてイラストレーター。
そんなスタンスを暫く続けていた。けれどもイラストそのもの、それからイラストが使われる媒体、それらの幅をもっと広げたくなった。少し迷ったあげく、気になっていた塾へ通うことにした。
井筒啓之(いづつひろゆき)、
作田えつ子主宰
「イラストレーション青山塾」
ドローイング科。
描く力と見る力を磨き込むとされるドローイング科。ここではモノの形や線を見出し、表現する方法を学ぶ。
授業ではセンターにモデルさんが立ち周りを丸く囲んだ生徒たちがいろいろな角度から描いていく。
見る、描く、見る、描く。これがすごく面白くて、出来上がった絵と講師のアドバイスには毎回新しい発見があった。
書籍の装丁をやってみたかった。これまで描いていたカットイラストとは全くの別物。(と、わたしは思っている)一枚絵。ここに踏み込みたかったのだ。青山塾はその道を照らすためのヒントをくれるだろう。そう確信していた。
らくがきの中に原石がある。こう言って井筒先生は授業後、生徒のらくがき帳を見る時間を設ける。みんな自分のらくがきを持って井筒先生を囲む。毎回本当に刺激的でドキドキした。仲間のそれを見るのも楽しかった。できるならもう一度行ってみたい。
↑尊敬する井筒啓之先生の代表作
(装丁画)
32歳。
この歳になってこんな場所に巡り会えたことは本当に奇跡だったし、ここで学んだものはずっとずっと手放したくないと思う。
↑青山塾に在学していた頃描いた作品
青山塾でイラストレーションの奥深さに刺激を受けつつ通っていた頃、同じ職場の夫となんと結婚することに!よく年、長男の妊娠を機に退職。出産、子育てと続き、急に慌ただしくなった。
イラストレーターとしての仕事も一旦全ておやすみをいただくことに。すぐに大きくなってしまう子どもたち。仕事をしながらの子育ては選択肢としてなかった。
※DTPオペレーター→パソコンでデータの作成、編集、印刷物を作成するもの
自己紹介は次回(9)で最終回です(^^)