03392 測量学
・ソース :教科書〇、参考書×、ネット〇
・難易度 :★
・解答作成時間:ふつう
・オススメ度 :身構えるほどは難しくない
・先生 :短いコメント
・返却時間 :3週間
・ひとこと :数学が苦手じゃなければ簡単。採点甘め。
・第1課題
木造住宅建築工事における「なわ張り・水盛り・やり方」について学び、そのうちの「やり方」について、その意義を述べ、現場での実施方法を適宜略図に示して、簡潔に説明しなさい。
レポート作成の注意
・レポートは、テキストおよびその他の参考書等から学んだ成果をまとめて作成します。
・文字数は、1課題につき1000〜1500文字とします。
この文字数には、資料等から引用した説明文などは含みません。
・明解に記述すること。各説明箇所には的確に図を挿入しなさい。
(表組または箇条書きを多用し、無駄なく、簡潔に要点をまとめなさい)
・末尾には、学習・作成に使用した「参考書」および「引用資料」の一覧を添えなさい。
第1課題 参考図書、インターネット検索による記事、その他資料によって、建築工事測量の内容から「水盛り」と「やりかた」の方法を学びましょう。具体的な課題として、300㎡程度の敷地に、床面積100㎡程度の木造平家建て住宅を新築することとし、その大きさ、形状などを各自で適宜、自由に設定します。
その設定した敷地と建物に基づき、やりかたと水盛りの具体的な方法を簡略な図で示し、説明しなさい。
・解き方
①建物の位置を確定する(縄張り)
②高さを出す(水盛り)
③貫板の打ち付ける
④墨出しを行い、水糸を張る
⑤矩(かね)出しを行う
⑥高さの確認を行う
正解は正直分からないですが、手順とともにイラストは全部手書きして、説明しました。でも今思えば、ネット引用でも多分点はもらえたのかなーと。
以下、参考に使ったURLです。
・第2課題
300㎡程度の大きさで想定した「6角形」を作図し、「三辺法」、「二辺交角法」、「放射法」の3方法を用いて、それぞれの方法で三角形に区分して面積を計算しなさい。
その3つの方法での結果を比較検討して、テープによる距離測量だけのヘロンの公式による「三辺法」、「放射法」と、角測量結果を用いた「二辺交角法」の図上での測量および面積計算結果を対比して、その精度を検証し、その誤差の出た原因等について考察しなさい。
【第2課題の注意】
・6角形の6ケ所の測点は、各自で、適宜図上に配置しなさい。
・その図上で各2点間の寸法を測り、それを測量結果とします。
・長さは「mm」、角度は「度分秒(°′″)」、面積は「㎡」で表示しなさい。
・作図は、「コンパスと定規」または「CAD」を用いなさい。
・用紙サイズ任意。縮尺を明記すること。
・作図用紙はトレーシングペーパー、ケント紙等を使用する。
・図上の角度の大きさは、三角形の三辺の長さを特定してから、関数電卓を用いて計算し、「度分秒(°′″)」の単位まで求めること。
・「放射法」における中心測点も、図上に適宜配置する。
・3方法とも、同一の6角形の図をコピーして使用する。
第2課題 下記に一例を示します。
・300㎡の大きさで想定した「6角形」の土地の測定結果を作図しましょう。
(コンパスと定規またはCADを用いて、正確に作図)
・次いで、6角形を(A)、(B)、(C)、(D)の4つの3角形に区分し、各辺の長さは全て図上で縮尺定規で測定した寸法を記入し、以後の計算に用いる。
実際の敷地を使用して、各辺の長さや角度を測量したデータを用いて計算する場合は、作図の精度が測定結果に大きく影響します。この課題のように、「放射法」では、「三角区分法」と「二辺交角法」で用いた作図上で、6角形の中心近くの任意の点を取って、その点から6つの各交点に直線で結び、その6本の線の長さを図上で縮尺定規で計測し、「放射法」での面積計算(「三辺法」を使用)のデータとします。
このため、縮尺がその精度に大きく影響します。
・解き方
何も難しいことはなく、CAD(私の場合JWW)で六角形を作成し、三辺法(ヘロンの公式)・二辺交角法(正弦定理)・放射法(ヘロンの公式)の3パターンの解法で解く。やっぱり微妙に答えが違ってくるので、誤差の表を作成し、その原因と理由をまとめる。理由に関しては、教科書を参考に書いた気がする。まあ、だいたい人為的な誤差。あとは、一般測量機器を使用した場合に起こりうる誤差、今回の場合の誤差を減らす可能性がある方法についても述べた。
以下、参考URL。
・先生のコメント
おつかれさまです。
やり方の説明は、適切な図で行われよいです。
三角形の考察も、詳しく書かれています。
コメント少ない…。95点でした。
・終末課題
Coming soon.…
教科書中心で、計算問題は少ないが事前に解いておくのが無難。採点はかなり甘めだと思う。測量学ということで一見難しそうだが、他よりもSが取れる確率が高い科目だ。