地域の交通を守りたい..島根県出雲市のバス会社がドライバーを募集中!!
観光地として人気の出雲。近年ではインバウンド化の流れも踏まえ、観光コンテンツの充実に力を入れている出雲市ですが、ここにきて大きな問題に悩まされています。それは出雲の観光の根底を担う、バス・タクシーの運転手不足。運転手不足は深刻で、このままだと近い将来、出雲の観光は成り立たなくなってしまうかもしれません。
けれども実際、バスの運転士ってどんな仕事なの?
島根県内の路線バス、そして貸切バスと高速バスの運行も担う、一畑バスさんに、ドライバー募集についてのお話を伺ってきました。
出雲ガイド (以下出雲) : まずは自己紹介をお願いします。
高橋 : 出雲営業所で運行管理をやっている高橋です。元々は大手ゲーム会社にいて23年前に転職しました。大型二種免許は持っていません。
出雲 : 大型二種免許を持ってない方もいらっしゃるんですね!
バス会社での働き方
高橋 : バス会社には運行部のほか、総務、経理、観光部、整備部に配属があります。私がやっている運行管理は「事業用自動車」を安全に運行するための管理業務をおこなう仕事で国家資格になるんですよ。
出雲 : ドライバーの仕事は具体的にどんな仕事になるんでしょうか?
高橋 : まず運転するバスの種類は3種類。松江と出雲を走る路線バス、県外も走る貸切バスと高速バスです。本人の希望を聞いての配属になります。
まずは路線バスの運転から入り、一定数の経験を積んでもらってから高速バス→それに慣れたら貸切バスの順にステップアップしていきます。
出雲 : 貸切バスが一番最後なんですね!
高橋 : 高速バスと貸切バスは路線バスより車体が高い分難しいんですよ。貸切バスの運転には土地勘も必要ですしね。
貸切バスや高速バスまで乗れたら手当も優遇されます。その分距離も長いんですけどね。
この仕事の面白いところややりがいは?
高橋 : やはりお客さんと接する機会が多いので、お礼の言葉や感謝の気持ちを伝えてもらった時にやりがいを感じます。添乗員をすることもあるので、お客さんと一緒に色々なところに行き色々な話ができるのが楽しいですね。
出雲 : それは歴史や観光が好きな方には良さそうですね。
高橋 : 観光部ではお客さまからの希望をヒアリングして、旅行の行程を考えてお客さまに提案させて頂いています。出雲という歴史のある土地で観光プランを考えるのはその土地を深く知ることもでき楽しいですよ。
こんな人におすすめです
高橋 : 第一は車が好きな人、そして人と話すのが苦手じゃない人ですね。お客さまと接する機会も多いので。
社内の雰囲気も比較的みんな明るく、コミュニケーションが取りやすい環境だと思います。
女性の方にもおすすめです。社内にも女性ドライバーが4人もいるんですよ。誰かが急に休んでも仕事が回るような体制にしているので、比較的休みが取りやすいと思います。
出雲 : 都市部からの転職者に向けてアピールポイントはありますか?
高橋 : やはり都市部より過密ではないのでゆったり運転できることでしょうね。お客さまもゆとりがあり良い方が多いです。
路線バスは自然の中を走ることも多いです。出雲の魅力を感じて、お客さんに発信できる方にきてほしいですね。
会社のこれからのビジョンは?
出雲 : ドライバーさんに対するイメージは、拘束時間が長いというイメージなのですが、その辺はどうでしょうか?
高橋 : そうなんですよ。合間で休憩があるので実働は8時間程度なんですが拘束時間は朝6時半から夕方6時半までとなります。
ただこれは今後変えていくべきことだなと思っていて、例えば前半・後半に分けて人員を配置するなどして勤務の短縮化を目指していきたいと思っています。
世間一般的にドライバーのイメージが拘束時間が長く給与が低いと思われているので、そこをどう払拭するか、どうしたら働きたいと思ってもらえるか、情報を収集しながら改善していきたいと思っています。
出雲 : それはとても時代に合った考え方ですね、、素晴らしいです!
高橋 : 働き方改革を目指しながらも、地元の路線を維持するための人材確保も重要です。安全に運行できる体制かつ快適な会社を作っていく、そのためには一緒に地域の交通を守って行くのにやりがいを感じてもらえる人に来てもらえたら嬉しいですね!
出雲 : 「一緒に地域の交通を守っていく」ってすごくいい言葉ですね。確かに地方では観光コンテンツも生活の基盤も交通インフラがないと成り立たないですよね。
高橋 : あとはバスに親しんでもらうため、園児を対象にしたバス教室や、日御碕で乗り物祭りを開催したりしています。今後は新しい取り組みとして、バスの体験イベントなど、バスに触れてもらえる機会を増やしていきたいですね。
最後に、一畑バスのお仕事について気になるポイントをまとめました。
🚌 一畑バス 運転士さんの募集要項はこちらから 🚌
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