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2020.7.25 バンダラランカ

バンダラランカ
at四谷三丁目

スリランカプレート

以前はビュッフェ形式でランチをやっていたようですが、今はコロナの影響もあってビュッフェは中止、店内でのお食事はスリランカプレート+デザート+紅茶がセットになったランチプレートのみになっています。


公式のインスタを見ると、四連休は予約がオススメとあったので、事前に予約をしました。
電話で予約をするんですが、その応対が完璧です。電話で「あっ、日本の方じゃない」と思って、なるべくゆっくりハキハキと話すように努めたんですけど、日本語のリスニングは素晴らしいですし、スピーキングもすごくお上手ですし、とても丁寧な対応で安心しました。電話予約の応対の時点で、その人の人柄を感じることが出来るので、良いお店じゃないかって期待感が膨らみました。
あとで調べてわかったことですが、電話に出てくださった方は、バンダラさんでした。

お店開店の時間11時に予約をして、10分前に到着。
すでに1名の先客が並んでいました。11時になってから、お店の中に入って待ちます。
フロアのサーブは、バンダラさんとなつこさん?(さっき、youtubeチャンネル登録したので!笑)の2名でやられていました。おそらくこの2名の目の届く人数で回せる広さなんだと思います。
メゾネットになっていて、2階部分にも4人のテーブル席がいくつか。
ガラスから外の光がたくさん入ってきて、店内がとても明るくみえます。

入った瞬間にビュッフェゾーンにて、シェフが盛りつけをしている姿がみえます。シェフ来ているコックコートがオシャレすぎる。清潔感も感じられます。


ちょうど到着したタイミングが通り雨で、土砂降り。それでも予約のお客さんが多くて、びっくりしました。
ほぼ女性客で、それも初めての方が多いように見えました。男性は私しかいませんでした。私が帰る頃には予約無しのカップルのお客さんも来ていました。

プレートが提供された時に、ひとつひとつ説明してくれます。
写真では見えにくいですが、まずライスが2種に別れています。黄色いタイライス、オレンジ色がスリランカのサンバライス(ベジで味付けされているということでした。)
サンバライスって言葉の馴染みがないんですが、今まで食べたスリランカカレーもサンバライスだったのかな。説明されたことがないだけで。
そういえば…と今まで食べたのを思い出すと確かにバスマティではなかったなって思い出せます。


レンズ豆、チキン、かぼちゃのカレーなどに、大根やネギ、春菊、人参、サンボルなどの副菜が盛り付けられています。
見た目は、一般的でありがちなワンプレートのスリランカカレーだと思う見た目です。
だけど、ひとくち食べるだけでわかります。
その一口で感動します。食戟のソーマでいう服がはだけて裸になっちゃう"おはだけ"が即発動します。
その後に、混乱に襲われます。「なんで?どういうこと?」コンフューズです。

今までの経験的があるからスリランカカレーの「はい、レンズ豆ねー」「サンボルって大体こんな味だよね」「大根もよくあるよね」ってなりますし、ダルカレーとサンボルを食べてそのポテンシャルを測ってしまいますが、ひとつひとつを食べたらその予想をはるかに超えてきます。日本の食材でこのスリランカカレーを成立させる為に非常によく研究されていると思います。バンダラさんの味覚センスと研究努力が優れていることがわかります。

食べた瞬間に「えっ、なんでこんな味になるの?」ってなります。
私はカレーの知識が無いので、ひとつひとつ何がどのように美味しいのかを説明出来ないです…スミマセン。感動した熱量だけで書いてます。
もう「食べて見てください」としか書けないです。語彙力の無さもあります。

大好きなテレビ"72時間"のインタビューで
「カレーを1度も食べたことない人に、カレーの美味しさを伝えるのって難しくない?」を思い出しました笑

私としては、この感動は、浜松のLaLaカレーを食べとき以来の感動です。
全てのお料理(カレーも副菜も)が高いレベルにあって、独立して美味しいです。
スリランカカレーの美味しさは、カレーや副菜の足し算と組み合わせを楽しむお料理だと思っていますが、それぞれが単独だけでめちゃくちゃ美味しいってことです。
今までスリランカカレーを食べて、ここまでそれぞれの味が美味しかったことが、LaLaカレーや名古屋で回ったカレー以外に関東ではありませんでした。他にももっとあるんだと思うんですけど、東京でスリランカカレーをウリにしてるところがあんまりないのと、自分が見つけられてないだけかも知れません。関西方面に行けばもっと行きたいスリランカカレーのお店が沢山あるのに。

まずレンズ豆のダルカレーが美味しすぎます。これによって他の食材への信頼度と期待感が抜群にアップします。
近いところで言えば、ハブモアカレーの出汁の効いためちゃくちゃ優しい、あのダルを初めて食べた時と似たような感覚です。
パパドも美味しいです。追加オーダーで、無限パパドしたいくらい。ネギのココナッツ煮も美味しい。春菊も美味しいし、カボチャも大根も美味しいです。(結果、全部美味しいってことです🥺)
全体的に食べ進めていくと、ちゃんと辛いんです。辛いのが好きな人も納得すると思います。ブランドの唐辛子を入れて誤魔化して調整した辛さではありません。それも感動ポイントです。

映画を見たあとでも、感動の余韻がまだ続いています。

プレートを食べ終わったあとに、デザートが提供されます。
黄色いのがココナッツのデザートで、茶色のがカルダモンやシナモンのスパイスを使ったプリンです。

このデザートも創作と研究の末のプリンだと思いますが、初めて食べました。めちゃくちゃ美味しい。(何回美味しいって書くんだ)

デザートと一緒にセイロンティーも頂けます。

これはヤバい。
セイロンティーの良さを初めてわかった気がします。
「ディンブーラです。」と仰っていました。「あっ、なるほど、それが茶葉の種類なんだな」ということはわかりました。
(ディンブラで速攻その場でググりました!)

アンガールズの田中氏が趣味で紅茶にハマっているを知って「珍しいな」と思ったことがありますが、こんなに美味しい紅茶に出会ったなら、彼の趣味が共感に変わりました。紅茶は結構好きで子供の頃は毎日飲んでいました。

昨日偶然にも、登山仲間とカレーの話をした時に「美味しいスリランカカレーは美味しいセイロンティーとセットで完結する」という結論に至って笑っていましたが、ホントにその通りだと思います😌

お会計の際に、バンダラさんから「どうでしたか?」と聞かれて
「とっっっっても美味しかったです!絶対また来ます!」と伝えました。

食べ終わったあとに、すぐにバンダラランカとバンダラさんについて調べました。

この経歴……すべてが納得できました。

バンダラさんの着ている服装、清潔感。気品とホスピタリティ、人柄。全てが納得できました。感動しました。

インスタのバンダラランカの公式垢を掘ると、村田倫子さんが5月にインタビューでバンダラランカをご紹介されていたようです。さすが!さすがすぎるよ!りんこさん!りんこさんのカレー紹介に絶大な信頼があるわよ!と同時に悔しさもあるわよ!ガヤバジのときもそうだったな。情報収集能力もすごいのかよ…。遠くおよばないぜ。りんこさんLOVEだぜ。

てことで、これからバンダラランカのYouTubeチャンネル全部ディグるんで、話しかけないでください!!

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