【しまね女子ブログ】憧れのふるさと暮らしの不思議と満喫田舎暮らし
隠岐の島町へ家族5人で移住をした四つ葉です。
前回の投稿で移住に至るまでをお話しさせていただきました。
今回は2回目として、憧れの田舎暮らしがどんな形でスタートして日々を過ごしているかを書いていきたいと思います^^
私たちは神奈川県からIターンで島根県隠岐の島町にやってきました。
隠岐の島町に来ての憧れの田舎暮らしは、基本的には思っていた理想の田舎暮らしを送ることができていて、理想通り、理想以上の隠岐暮らしだからこそ不思議なことが幾つかあるので、移住者ならでは?の不思議と感じることを語らせてください。
それは、隠岐の人たちにとって、絶景の景色や美味しい空気、澄んだ水が日常であるということです。
文章に起こすと何を言っているのかよくわからなくなりそうですが…笑
移住者の私たちが毎日飽きることもなく感動してしまうパノラマを見ても「なんとも思わない景色だ〜笑」と言ってのける人や、
「綺麗な景色ですね」と伝えると「そうですか〜??」と疑問系で帰ってきたり…笑
地元で育った人でも、もちろん隠岐の景色を一緒に綺麗だねと共感してもらえることもたくさんありますが、隠岐の島は大自然と言っても特別大自然と言いますか、すごい迫力の大自然があるのに、平然としている姿が私たちにとってはとっても不思議。
よそからやってきた私たちは、朝の景色に心を奪われ、
雨の山々に霧がけぶれば目を奪われ、
ただ晴れ渡る青空を見ても目が釘付けです。
海岸を通る時には海の綺麗さにいつだってドキドキしているのになぁ、と不思議に思うのでありました。
隠岐初心者の私たちはこのそばにある大自然にいつも心を揺さぶられっぱなしです。
隠岐の島町は、移住したいという思いを抱いた時に、それまで見たことのある景色の中で一等の美しさで心に印象が残っていた地でした。
住んでみると、一瞬船旅で立ち寄った時よりもさらに美しい景色を日々見ることができる、そんな場所です。
きっと私たちはこれから長くこの地に住ませてもらって年月を経ることになっても、この景色には毎日びっくりし続けるだろうな〜と思います。
もしかしたら、これは私たちが田舎や自然に対してミーハーということなのかもしれませんが、
毎日「綺麗だね〜」「凄い景色だね」と
いつまでも感動していられるのは移住者の特権かもしれません。
この景色の中に暮らせることにすごーく幸せを感じます。
他の移住者の方も、地元の方に
「そんなことが面白いの?」
「(とても綺麗な所で)なんにもないでしょう〜」
「都会の方が遊べることがあるでしょうに」
なんて声をかけられた経験がある、と見聞きしますが、どれも移住者あるあるかな??と思います。
わざわざと移住してきたからには、
やっぱり田舎暮らしの中に面白さがあって、
美しさがあって、
遊べる場所もたくさんある
そんな風に見えることがかえって希少な視点になるんだなと。
なんにもない、という言葉に不思議を感じつつも
そこにあるものに感動できる幸せはいつまでも感じていたいなと思います。
隠岐の島町での不思議はまだありまして、
移住前に聞いていた玄関先に突然贈り物が届けられる、という現象。
鍵をかけておくとお裾分けが届けられないから玄関は開けておくこと、なんて聞いていたのですが、住みはじめてから本当にお裾分けが届いていた日には嬉しい驚きです…!
魚食べるか〜?と聞かれて、鯵か何かを少し分けてもらえるのかな?と思ったら、
マグロの子どもの半身をどっさりもらえたり…!
(思っているお裾分けの規模感と全然違っていて驚きを隠せない震)
サザエや金目鯛、高級魚の赤みずや、隠岐の島町近海でとれた魚介類はどれも人生で一番美味しい…と感じるものばかりで、
こんな凄いものをもらって良いのですか…!
と震えっぱなしですΣ('◉⌓◉')
こんなにたくさん紹介しましたが、他にもまだまだいただいていますm(_ _)m
お裾分けをいただくだけでなく、実際にここで竹の子や山菜をとっても良いよと山に連れて行ってくれて採り方を教えてもらったりもあります。本当に感謝してもしきれないことばかり。
はじめは誰も知り合いもいなくてそんなにもらうことも多くはないだろう〜と思っていましたが、想像以上に色々なものをいただいています。
神奈川や東京にいた時もたまーにお裾分けをいただくことはありましたが、それでも数える程度と言いますか、全く隠岐の島町の豊かさ、優しさは想定を越えていて。
今はもらってばっかりでも、これから自分達もあげる側に回りたいなと心から思う毎日です。
隠岐の島町に来て感動していることの一つとして、畑を自分のお家でやっていることが当たり前の風景であることがあります。
小さな家庭菜園でやりくりして、畑に憧れていた身としては、こんなに素晴らしい野菜や釣りを生活の一部としてごく自然に営んでいる姿は憧れそのもの。
もう、とってもかっこいい…!
そして、田舎でお裾分けをいただいたらお礼が大事、なんて移住は甘くはない的なコンテンツが上げられているのを見たことがある人もいるかもしれませんが…
お礼は大切なことと重々思いつつ、まだ移住したてで返せるものが特になく、市販のお菓子をプレゼントさせていただいた時には、
「まぁ〜わざわざ買ったものなんて、高かったろうに気にせんでええですからね」
なんて温かい言葉までかけていただいたこともあります。
文章でニュアンスが伝えられるかもどかしい限りですが、お礼をしたときより温かさが染み入る場面もあるのです。
そんな人たちに囲まれていると、少しずつ自分たちのできることで私たちのあげられるものも増やしていけたらと心から思うことができるし、こういうことはなかなか都会では難しいことだったなと改めて感じています。
憧れの田舎暮らし、長々とお裾分け編を書いてきましたが、最後に描いていたザ田舎暮らし!と実際に自分達でやってみて楽しいことを書いて今回のブログはおしまいとさせていただきます。
田舎に来たらやりたかったこととして、DIY。
1年目は台や棚や二重窓、ペーパーホルダーなんかを作ってみました。
スペースもあるので大きなものもガシガシ作れたり、今後は空き家でもっと自由なDIYも挑戦できそうで楽しみです!
DIY といえば、仕事場で出るゴミの一斗缶で念願のロケットストーブを作ってお庭で自炊したり
山の恵みでお茶を作ったり
自分たちで育てたものや、地元の食材だけで夕飯を作ったり
それから、移住一年目でも憧れの梅仕事や野イチゴ摘みからの手作りジャムもできましたʕ•̫͡•ʔ♡*:.✧
来年はさらに上手に島の恵みを堪能していけるように季節ごとの田舎暮らしを学んでレベルアップしていく所存です。
我が家はまず賃貸で移住してきましたが、今ちょうど住みたいと思う場所に空き家バンクからお家を購入することができたので、時機にいよいよ古民家にも移っていきます。
そこではまた作物を育てたり、果樹を植えてみたり、DIYや畑といったことをますます取り組んでいきたいと思っています^^
新しいお家には立派な柿の木があるので、来年は干し柿にも挑戦できるかな?と楽しみにしています。
来年のことを考えると、今年の冬はこれからの暮らしの計画で忙しくなりそうですね!
ずっと憧れていた田舎という環境でできることはたくさんあって、
一つ一つ積み重ねていけることが楽しみです。
移住してよかった、と思うこと。
いつか移住したい、という思いを持ちながら暮らす毎日では
どこか根無草というか、家や生活に関して軸をおろしきれない感覚がありましたが
今は積み重ねていく土台を持つことがやっとできたという気持ちを持てたことです。
大自然と共に暮らす隠岐の人々の暮らし。
この地に憧れて来たものとして、田舎暮らしををしっかり身につけて、数十年後には温かく迎えてくれた島の人たちのように、島暮らしベテランになれるかな?
島暮らしベテランのおばあちゃんになりたいな、
そう思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は移住と仕事(私は現在産業体験という制度を利用して林業に就いています)について書いていきたいと思っていますので、また次回もどうぞよろしくお願いいたします(^ ^)
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【名前】四つ葉
【居住市町村】(隠岐郡)隠岐の島町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】神奈川県
【年代】30代
【お仕事】林業
【好きなこと】
自然散策 畑 DIY 綺麗なものを見ること
【Love shimaneとしてひと言】
壮大な景色と温かい人、心も体も軽くなれる!美肌県の由来も実感する水と空気の良さからもう離れられません。何気ない毎日に感動する移住暮らしがあります(o^^o)
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