見出し画像

大国のハイブリッドストラグル 救国シンクタンク編

僭越乍ら投稿させていただきます。
この書籍を読んで感想は内容には詳細には触れないが、ウクライナ問題のエキスパートである、#小泉悠 氏の慧眼でロシア侵攻を日付(北京冬季オリンピック直後)まで看破予測された事。
旧ソ聯構成国の被支配国家群とロシアの立ち位置と複雑化された外交関係。これには驚愕❗️考察されている内容は大国曰くの民主主義の論理構成だ。

自国の都合の良い解釈で歴史的史実さえ改竄してしまう傲慢さ特に権威主義体制の国家群。米中露についての各々の解釈と思想が興味深い。
チャイナは共産党の組織構造が如何に重層で深淵なものかを知中派として著名な #中川コージ  氏の解像度の高い言説が書かれている。
表層だけを捉えて感情的又二項対立を基準に考える事が如何にナーヴァスで危険な事であるか浅知恵かを知る。余談だがある総裁候補の討論会に於いての、台湾に関する不用意で無理解な発言がそれに該当するか分かる。総理大臣ならば国益を著しく毀損瓦解するかを知ることになる。

大国のハイブリッドストラグル



次は同盟国超大国アメリカが恰も2つの国家が存在する一枚岩ではない分断社会。共和党と民主党の分断対立が高度に先鋭化された選挙マーケティングにより醸成されたかを理解できる。 #渡瀬裕哉  氏の鋭い論が展開されて分かりやすい分析。
前半はシンポジウム形式で分かりやすい内容に纏められている。
正に「どうなろか?』よりも
「どうするか?」を自民党総裁選挙前に深く考えさせられる一冊

#救国シンクタンク編
大国のハイブリッドストラグル
大国は自己の権益を拡張せんと蠢いている。
総合教育出版 刊

#奥山真司
#部谷直亮

いいなと思ったら応援しよう!