2023年度 会長挨拶(決算総会)
今日はみなさま、お集まりいただき本当にありがとうございます。
コロナ禍の時期は、一時期、書面議決とさせていただいておりましたが、本日、せっかくですので敢えてこういった場を作らさせていただいております。また新年度役員の方に向けて交流会の場もこの後準備しておりますので、ぜひお残りいただきたいと思います。
改めてみなさま、この一年間、本当にお疲れ様でした。
一年前にこの場にみなさんがいらしたときには、「PTAの役に当たってしまった」というように怯えているかたもおられましたね。島本町の方はとてもシャイな方が多く、PTAの役にしても立候補はされない方が多く、各PTAでは結果的にくじ引きで「会長」「副会長」になるという事にもなっています。そんな状況の中でも一年間、みなさん、四苦八苦しながらも頑張って来られ、一年前とは全然違うくらいに風格が出てこられたなと思います。
みなさま、ほんとに様々な経験をされてきたと思います。
我々、連P役員も単Pの方々から相談を受けたり一緒に考える中で、多くの学びがある一年間でした。
本来は第三小学校が担当校ではありましたが、いろいろありまして、担当校所属ではない私が一年間、連P会長を務めさせていただきました。私自身にとっても多くの学びがある一年間でした。
島本町内ではコロナ禍の際に多くのPTAがスリム化の改革を行ってきましたが、それが故に活動しにくくなったり、メンバーが固定化してきている現状もあります。やはり今は、スリム化の見直しの時期に来ているのかもしれません。連Pとしても相談を受ける場を用意し続けていきたいと思います。
やはり、PTAスリム化にもバランスが大切です。
スリム化をしすぎると無関心層が増えるだけ、ということになってしまいがちです。そうなるとやはり一部の人の意見だけのPTAになっていまいます。
また、各委員会を廃止してしまうことで、「少し参加してみたい」「やってみたらわかる、楽しかった」という皆様の機会を奪ってしまう事になりかねません。やはりPTAスリム化・適正化を考える時にはまず「バランス」が大切であると思います。
また、一部の人だけがPTA活動をするというのは、もうそれはPTAではなくなってしまうという矛盾が生じます。みなさまこれからも、新しい方々がPTAの役をされる時にはなにかしらお手伝いいただければと思います。
PTAは助け合いの組織であります。一部の人だけが参加するのではなく、できるだけ多くの人が関心を持って少しずつ関わっていける、そのようなPTA活動を続けていきたいと思います。
多様性の時代とよく言われますが、PTA活動をしてみることが一番です。
職場では絶対に出会えない方々との出会いがあります。せっかくこの場で出会えたつながりを大切にしていきたいと思います。
最後に、公立学校のPTAですので、行政からの予算も限られています。
そういった分野への支援はPTAから自主的に判断して動く事ができる。任意の団体として独自に動けるというのは大きなメリットですので、その都度考えてこれからも積極的に動いていただければと思います。
最後になりましたが、皆様、一年間、大変お疲れ様でした。