#01 お家で撮る証明写真
先日、息子君の療育手帳の申請に証明写真が必要になりました。
今回のお話は、目を合わせるのが苦手で、じっとするのも苦手な自閉っ子 VS 元スタジオカメラマンの母親の話。
いくつもの学校の証明写真(生徒手帳や卒業アルバム)を毎年山の様に撮ってきた私です。
息子君の場合、写真館や証明写真BOXを使うのは難しそう…
今回の課題は、息子君の証明写真をおうちで撮るです。
今までは、写真の撮り方の投稿はInstagramでしていましたが、noteでもまとめてみたいと思います。
最近はマイナンバーの写真もスマホで撮った写真をオンラインで送る時代です。
どなたかの生活のヒントになれば幸いです。
step1 場所(背景)選び
お家の中で窓があるお部屋で、背景がすっきりしているお部屋がベストポジションだと思います。
外からの光が強すぎる時や暗すぎる時はカーテンで調整しましょう。
レースカーテン1枚がベストだと思います。
雨や曇りで暗い日はカーテンを全部開ける方がいいかもしれません。
子供用の椅子を用意してあげるといいと思います。
椅子があれば、自分がどこで待っていればいいのかがわかりやすくなります。
光が強すぎると思ったら、窓から少し離れたところに椅子を置いて光量を調整するのもいいですよ。
スマホで撮るにしても、一眼レフで撮るにしても場所選びがとっても大切です。
【カメラの設定】
ISO 800
F値 1.8
A 1/18
プラスマイナス補正 +2
で撮影しました。
天気のいい日の夕方だったので、西日が気になりましたが(汗)
午前中の撮影の方がおすすめです。
平日だと、幼稚園や小学校があるのでなかなか難しいですが…
step2 子供への声かけ
いきなり写真を撮るよりも先に、子どもの見通しが立つように今からどんな写真を撮るのか、どこで誰が撮るのか、何枚くらい撮るのかを伝えましょう。
例えば、我が家の場合はこんな感じです…
私『今から、ママが手帳に貼る写真をカメラで撮るよ。3回撮るから、椅子に座ってね?』
療育手帳を息子君に見せます。
息子君『終わったら、ゲームしていい?』
私『いいよ。』
こんな感じです。
step3 いざ本番!カメラ目線にならない時はどうする?
椅子に座ってくれたら、あとはシャッターを押すだけなんですが、うちの息子君の場合なかなかカメラ目線になりません。
顔はカメラの方を向いてても伏せ目がちになってしまいます。
そんな時は、カメラを固定したままカメラから顔を覗かせて声をかけます。
(スマホで撮る人は三脚タイプの自撮り棒があると便利です。一眼レフの方も三脚があると理想的です。)
そうするとアイコンタクトがとりやすくなるので、その瞬間にシャッターをおします。
連続で3、4回撮ると瞬きの心配もないです。
連続と言っても、パシャ!パシャ!パシャ!と言う感じではなく…
撮るよ〜パシャ!上手だね♪2回目撮るよ〜パシャ!うん、いいね。じゃあ次で最後ね〜パシャ!と言う感じです。
…文章で伝わっているでしょうか?
プリントはアプリを使って、印刷はコンビニで
我が家にはプリンターがありません。
なので、プリントはコンビニで済ませています。
私が使ったアプリはこちらです💁♀️
LINEで画像を送ってコンビニでプリントできるので、おすすめです。
こんな感じに仕上がりました。
もう少し口を閉じて欲しかった、もう少し目を開いて欲しかった、もう少し背筋を良くして撮りたかった、などなど改善点は他にもありますが、今年の精一杯はこんな感じです。
もし、これを職場でとっていたのならば、パスポートに使えるかどうかは微妙なラインな気がします。
でも、療育手帳に使う物なので区役所の方がokだと言ってくれれば大丈夫なはずだと思い、区役所に申請の手続きにプリントした証明写真を持って行ってみました。
結果は…大丈夫でした🙆♀️
区役所の方は、自閉症の特性等理解してくれているのでしょうね。
私が『この写真で大丈夫ですか??』と聞くと、『帽子かぶってないし、大丈夫ですよ』くらいのライトなお返事でした。
写真の仕上がりを気にしすぎるのは、私の職業病かと思い、ホッとしました。
ついでに2歳と小4の娘も撮ってみた
実は、息子君をとっている隣で、次女ちゃんがお昼寝をしていました。
寝起きの状態で、布団からぼーっと兄が母から写真を撮ってもらっている様子を見ていたようです。
息子君の撮影が終わった瞬間、『私も!』と椅子に座り私を見つめる次女ちゃん。
せっかくなので何枚か撮らせてもらいました。
思いがけず、次女ちゃん2歳半の証明書用の写真が撮れました。
寝起きのコンディションとはいえ、いい写真が撮れました。
その流れで、隣の部屋にいた小4の長女の写真も撮れました。
最近、自分をよく見せたいと思うようになり、カメラの前では少し気取った表情です。
できるだけ乙女心を傷つけないように言葉を選びながら声かけをして、普段の表情にしていきます。
言葉を選び間違えると…
女の子って難しいですね……
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
どなたかの参考になれば幸いです。
次回は七五三の写真を自分で撮った話をしてみたいとおもいます。