![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130120461/rectangle_large_type_2_cd5a3fb34aa44ca18fdf7f424f234cdd.jpeg?width=1200)
ソーシャルコンセプト発表!島ラブアカデミー3期【3rd Week】
こんにちは!しまゆうです☺
さて、島ラブアカデミー3期も3週目を迎えました。
参加者同士もだいぶ打ち解けてきたのか、楽しそうにコミュニケーションをとっている姿が見られて嬉しいです。
目次
・ソーシャルコンセプトの発表
・ビジネスモデルのインプット
今回のプログラムでは、ソーシャルコンセプトの発表を通してビジネスモデルを考えてみる、というなかなかハードなワークとなっています。
ソーシャルコンセプトを簡単に説明すると、誰のどんな問題であるかという【現状】と、それをこういう社会に変えたいという【理想】、そしてこういう方法で解決したいという【HOW】の3つで構成されているものです。
自身が取り組みたいと考えていることを、こういった形でまとめることで頭の中を整理することや他者に分かりやすく伝えるための手助けになります。
先週のプログラムで岡田先生やのぶさんからソーシャル・ビジネスについてのインプットがありました。今回の発表に向けて、この1週間でソーシャルコンセプトの作成を宿題として出していました。
では、アカデミー生1人1人のソーシャルコンセプトをのぞき見してみましょう👀
●ソーシャルコンセプトの発表
しまぬわ
しゅんすけさんは、「企業のCSR担当」の「ビーチクリーンに取り組んでいるが、目的がやった感を出すためになっている」という課題を主体性をもって出来る活動を理想の状態としてアプローチしていきたいと発表。
しまぬわが知識と活動のサポートを行い、社員が海ゴミ問題を自分事化することで日常への行動も変容するのではないかと考えています。
また、第2案も考案していました。第1案は企業への直接的なサポートでしたが、第2案では「支援」という形で貢献したいという企業へのアプローチです。資金面での支援をしたいという企業と、想いをもって活動している団体の繋がりが少ないという原因を解決するために、しまぬわがつなぎ目となるという案です。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296046815-ysbkBlxIcd.jpg?width=1200)
この発表に対してのぶさんは、
ペルソナにあたる部分をCSR企業担当にしたところで、実際にヒアリングに行ったことはあるのか?という問いかけがありました。課題や原因をより深堀するためにも、ペルソナへのヒアリングもぜひ行ってほしいとのアドバイスでした。
また、CSR企業自体が、しまぬわが提示していた「やってる感」を見せたいためにやっているところが多いのではないかという問いもありました。そこにしまぬわがサポートする取り組みによってさらに企業が本質とはズレた活動に走っていってしまわないかは深堀していく必要があるね、と沢山のメッセージをプレゼントしていました。
那須りえこさん
りえこさんは、父をペルソナとして挙げ、父がリハビリを拒否しているのは施設の楽しみがないところが原因であると考え、選択肢を多くも持つことができ、自分らしくイキイキと日常生活が送れるようにお互いが支えていける社会を理想として取り組んでいきたいと発表しました。
その解決のために、父に合うデイサービスを探し、趣味や生きがいを見出すことが出来る環境を整えることなどを発表。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296095787-Y6FcgYQpVE.jpg?width=1200)
そこでのぶさんからは、今後、りえこさんの父のような課題を抱えている人や数ある施設をよりよくしていくためには、課題の原因を色んな角度から深堀していくことが大切だとアドバイスを下さいました。
前回のプログラムでも、のぶさんが大切にしてほしいと話していた「鳥の目」。俯瞰して全体を見ることができる鳥のように、鳥の目をもって意識してみることも大切です!
たもちゃん
たもちゃんは、経営者としてSDGsに取り組みたいと考えているものの、専担を配置しずらいという人をペルソナに挙げ、SDGsの取り組みに集中できるような、担当者の業務負担を取り除き、選択肢と決断するための材料(資料)づくりを外部に丸投げして各会社の取り組みを全面サポートすることを目指していきたいと発表。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296116478-KVZ7AnTVL7.jpg?width=1200)
のぶさんからは、「そもそもなぜSDGsに取り組もうと思ったのか?」という問いがありました。以前から、たもちゃんは”プチおきなわ”という小学生向けの職業体験イベントの運営をきっかけに、協力したいがなかなかできていない企業が多いという現状をどうにかしたいことが根本の想いとしてあるとシェアしてくれていました。
SDGsは片手間でやることではなく、本業として積極的に取り組んでいかないといけないからこそ、ペルソナがやりたいことに集中できるようなサポートをしていきたいというたもちゃんの想いが伝わりました。
それをどのようにサービスに繋げていくのかも深ぼっていけるといいですね!
りっちゃん
りっちゃんは、子どもを望む女性、男性の妊娠期・出産・産後前後の前情報を得る機会が極端に少なく、選択肢が偏ってしまうことや困った時に頼れる人や情報源を受け取ることができずに産後鬱や虐待などに繋がってしまう現状を変えたいと発表。
専門の知識をもつ人とのマッチングや企業研修などを通した知見の教授により解決していきたいと話してくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296136179-G54a94Y3Zv.jpg?width=1200)
のぶさんからは、特に企業研修などでなかなか変えられてこなかった課題の部分を変えるとなるとものすごい時間とエネルギーをつかうので、ガンジーの言葉を思いだしながら頑張ってほしい、とメッセージがありました。
ゆーさん
ゆーさんは、教育現場で働く先生が同調圧力が強く自律性が発揮しづらい現場で納得感を持って働けない問題から、理想の教育を諦めてしまったり離職に繋がってしまっている現状を発表。
先生の視野を広げ、事故変容・変革を支えるコンテンツや対話の機会をコミュニティ型で提供することで先生を鼓舞し、教育をアップデートしていきたいと話してくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296162923-Jru4G2Y3Er.jpg?width=1200)
ゆーさんが今回のソーシャルコンセプトの作成にあたり、島ラブアカデミーでの課題図書であった「9割の社会問題はビジネスで解決できる」に記載されている事例を参考にしたそうです。のぶさんからは、まずは誰かの良いなと思ったソーシャルコンセプトを真似してみるのもとても良いこと。
0から考えることもいいが、既存するものから自分なりに発展させていくことも立派な行動であることを教えてくれました。
さきさん
使用しなくなったものを集めた企業や行政が、結果的に焼却・埋め立てしてしまっている現状と、その時に発生するCO2問題と焼却・埋め立ての方がコストメリットである現状があると発表。
その現状を、資源として使用できるものを回収し、できるだけエネルギーをかけずに付加価値の高いアップサイクル品として販売していきたいと想いを共有してくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296234577-I4TiXgDIAV.jpg?width=1200)
のぶさんからは、環境問題は色んなアプローチがある中でも、さきさんは環境問題の中の見えてない部分に取り組もうとしている。消費者が知らない部分が多いからこそ、問題視される前に解決していこうとしているのが素敵だというメッセージがありました。
さきさんは、元々ファッションが好きだからこそ、人間のエゴと良いことを一緒にしていきたいと話してくれました。今の社会で100%良いことだけでは生きていくのは難しい。自分のやれる範囲で社会を変えていきたいと熱い想いを聞かせてくれました。
おからおから
かりんさんからは、沖縄県の島豆腐屋さんが抱えるおからの廃棄問題と、排出量が多く水分量により腐りやすく活用がなかなか進まない現状を発表。
その現状を解決するために、おからを大量に腐らない状態で使用でき、付加価値のついた状態で使いやすい形に変え、沖縄県内で流通することで地産地消の促進に貢献していきたいと想いを伝えてくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296251649-10bCK4jBbx.jpg?width=1200)
のぶさんからは、
2人が考えている循環サイクルはすごく大事。おからだけの話ではなく、今後どうなっていってほしいのか先の先まで想像し、一見今やっている事と繋がりがあるか分からなくても思い描くことは大切であると伝えてくれました。
●ビジネスモデルのインプット
全員のビジネスモデルの発表が終わった後は、のぶさんよりビジネスモデルのインプット講話が始まりました。島ラブでは、ビジネスモデルを「何を誰にどうやっていくらで売るのか」が盛り込まれたビジネスの仕組みであると定義しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296272095-RZwffhvBJ3.jpg?width=1200)
まずは設計図をつくってみよう、ということでソーシャルビジネスの事例として妊娠・授乳期専用ハーブティーを販売している「AMOMA」を参考にビジネスモデルを作成してみるワークを行いました。
まずはフレームワークに当てはめてイメージをつくり、今度は自身のビジネスに置き換えて
完成させてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1707296284460-fOeM5RdEvg.jpg?width=1200)
アカデミー生のビジネスモデルは、また次回のプログラムで発表があるので楽しみにしていてください♪
それでは、また来週!!