一重まぶたが二重に
ふと思い出した若き日の話です。20歳のころはぽっちゃり体型で目元はあっさり一重でした。そのあっさりまぶたはどうにもあか抜けない。鏡を見てはため息。雑誌を見ても友人を見ても、可愛い人はみなぱっちり二重。寝ても覚めても二重にあこがれてれていました。
当時流行していたのは、まぶたにシールを貼って二重にするという「アイプチ」でした。でもよく見るとまぶたのシールはとっても目立つんです。なので使う気になりませんでした。
鏡を見ては、「こんな感じに線があるといいんだよな」と、まぶたを指やビューラーでぐいっと押していました。ヒマに任せてぐいっと。
ちなみにビューラーとはまつげをカールさせる小さな器具です。このビューラーの先をまぶたに押しつけていました。
あるとき夏バテをして体重が3キロほど落ちたときに鏡を見てびっくり。目が二重になっているんです。やったー、夢の二重まぶたーー!!
驚きました。こんなこともあるんですね。自力で二重まぶたになるなんて。念じるってすごいです。
後日談。いまでは加齢により疲れると3重まぶたになり、ふけて見えます。
#30日noteマラソン 2ヶ月目