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ああ、麗しのフジキセキ、二つ名獲得の道(約半年以上)

三冠馬。日本競馬では誰もが欲しがる称号と言って差し支えないですが、ウマ娘というかゲームの世界ではコツが掴めればわりと簡単に取れるもの……競馬ゲームに親しんでいるとそんな嬉しいような寂しいような現象を見ることも多いはず。

しかし、これに条件が付くと途端に難しくなる。それがウマ娘フジキセキの二つ名『麗しの三冠ウマ娘』である。その条件とは以下の通り。

メイクデビューで8バ身差以上で勝利し、1番人気で朝日杯FS、皐月賞、日本ダービー、菊花賞を勝利する。

ウマ娘・ゲーム中の二つ名条件より

実際のフジキセキ号が魅了したデビューからの圧倒的な強さを再現しつつ、夢と終わった三冠を取れ、とまあそういうことなわけですが……ウマ娘を育てたことがある方ならまずこのデビュー戦で8バ身差で勝つのがかなり難しいことはわかるはず。5、6バ身差までならわりと安定させられても、8となるとこれが難しい。デビュー戦なので因子継承でブーストをかけても、そこまで極端な結果は出しにくい。

ではサポカで対処となると、これでスピード偏重にすると今度はダービー、菊花賞でスタミナが足りなくなり、文字通り息切れします。

あちらを立てればこちらが立たず、立てたつもりでも相手の気分次第では簡単に破綻する、そんなタイトロープを渡った先でこの二つ名は獲得できるのです。

……と大仰に語っておいてなんですが、多分上手い人、サポカが揃ってる方ならちょっとした工夫で簡単に取れるとは思うんです。まずフジキセキはスタミナを補助できるスキルもありますし、何より今はシナリオによってはタイミングを選んでブーストできます。

それがまあとにかく自分でやるとなると、とにかく取れない。一ヶ月やっても二ヶ月やっても、全然8バ身差が付かない。途中、他のウマ娘の育成でデビュー戦で8バ身差が付くことがあれば、そのときのステータスやサポカ、スキルを確認するという地道な作業を繰り返していく。それでも取れない。

ここまでくるとプレイのモチベーションを維持する方法が大事になってきます。愛は愛だけでは愛の形を保てないと昔の誰かが言っていた気がしないでもない。

シナリオの中で最も簡潔にまとまっているURAシナリオで一日一度回す。そんな感じです。ネットで情報収集したところURAでフジキセキの二つ名を獲得している方がそれなりにいましたし、その上そういった方々がプレイされた頃よりもサポカは優秀なのが出ています。十分に達成可能でしょう。

そんな方針を立ててからも長かった。血迷ってたまに違うシナリオでやっちゃうこともあった。因子厳選も兼ねて色々横道にそれてダメになった場合もあった。フジキセキと本当に二人三脚になりつつあった、フジキセキ入手からかれこれ半年以上が過ぎた2023年5月。ついに、そのときは来ました。


育成完了時のステータス及び編成画面。因子継承は長距離適性上昇とスピード重視です。
育成完了時のスキル。最序盤で取れるのはこのうち、ギアシフトとマイルコーナー、継承固有ぐらいなもんです。晴れの日による根性補助も期待してデビュー戦には臨んでます。
デビュー戦8バ身差勝利直後のステータス記録。これ以前の経験からスピードは本当なら500は欲しかったんですが、画面のステータスでも勝てました。運も絡みます。

サポカの選定理由としては、

  • フレンド枠 とにかくスピードが欲しいので当時最速だったタキオン

  • 自前のスピード枠はキタサンとウインディ

  • 凸数は少ないがスタミナを手当てしたいのでスキルも優秀なクリーク

  • スタート時のスピード補正があるヒシアケボノ

  • 安定重視で桐生院

こんな感じでした。

いやあ、もう最後の菊花賞のときなんかは本当に三冠達成を願ってる人みたいになってレースを見守ってましたが、やっぱり最大の難関はデビュー戦の鬼のような条件でした。

この記事を書くためにあれこれ振り返ってみると、もっと割り切った編成もあったんじゃないかと思いますが、結果論というか、なんだかんだ楽しかった思い出になりました。

そういえばさっさと本題に入りたかったので書いてませんでしたが、フジキセキ育成にここまでこだわった理由。それはやはりシナリオの良さですよね。他の子らと比べた時にかなりしっかりした性格や生活をしてる彼女の内面が覗けるのは多分、彼女のシナリオだけでしょう……あまりここで語っても勿体無いので引換券とかで是非とも迎え入れて欲しいです。

凱旋門賞シナリオが来てからゴルシに三着目の衣装バージョンがきましたが、これならおフジさんも来る可能性が出てきましたかね。楽しみにしながら今回の記事はおしまいとさせていただきます。

この記事が遅くなった最大の理由はこのおフジさんを描く時間がなかなか取れなかったため

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