それで結局、Twitter以外で何が良いのよ?
最初に一番大事な話をします
色々と話が出回ってる中である程度考えがまとまってきたので、後々見返せるように書いておきます。
そしてまず、最初に一番大事なことを。
Twitterを代替できるサービス及びツールは存在しません。
以下、細かく見ていきましょう。
色んな手段はあるが……
「連絡を取れる手段がほしい」「だらだらできる場所がほしい」「絵や動画を発表できる場所がほしい」などなど目的を絞ればもちろん色んな代替手段があるんですが、今現在Twitterに求められてるものを期待して他のサービスに移っても、まあ幻滅するか、サーバー運営やその費用などで先方に迷惑をかけるだけのようには思います。
具体的にどんな手段があるかといえば、
mixiなど以前のサービスに戻る
Misskeyなどの分散型ツールに手を出す
Discordなどのどちらかといえばクローズドなツールを使う
そもそもTwitterに使ってた時間をネット以外に使う
この辺でしょうか。4についてはわざわざ説明する必要もないので特に触れないでおきます。
これは個人的な考え方ですが、新しく触れるサービスやツールを楽しもうというつもりがないのなら、ぶっちゃけどんな手段もつまらないです。それゆえに冒頭の「Twitterを代替できるものはない」という結論になります。現状、様々な問題・課題を抱えつつも、Twitterを上回るような手軽に体験を得られる場所は無いはずで、「Twitterがどうなるかわからないから」という避難目的で他のサービスやツールを使うことは推奨できる状況ではないです。
どうしてそうなってしまうのか?
かつてmixiなどからTwitterに人が移った経緯として忘れられがちな点に「SNS疲れ」がありました。そう、TwitterってSNSじゃなかったんですよね。現にいわゆる「相互」を嫌う人も多く、今なお宣言している方がいます。そして今ですら、他のSNSとされるものとは毛色は異なってるように私は考えています。
というのも、Twitterは集団の活動によって発生するSNSとしての楽しみよりもコンテンツを共有・分析することで活発化する傾向があると感じているからです。まあこれはもちろん個人の使い方によって左右されますが。
で、別にSNS疲れなんてしてないわけですね、今Twitterを使ってる人。
Twitterっぽいものでだらだら自分が見たいもの・楽しみたいものを継続的に触りたいのにマスク氏やらなんやらが信頼できないのであって。そしてそういう人たちほど、Twitter以外のサービスを触っても「なんか違うな」で終わってしまうようには思います。
なんか自分で書いててこれTwitterというより日本社会を語ってるみたいになってきた感が出てきてますが、一応補足しておくと、そういう風に社会と接するのはなんも悪いことじゃないですし、むしろそうした営みの機微を馬鹿にする方がおかしいと思います。誰だって気楽に過ごせる場所を漠然と求めていいはず。
さて、話をもとに戻しまして、そろそろこの文章も終わりを目指してまとめていきます。
今後、どのようにTwitterとそれ以外のサービスを使い分けていけば良いのか
私は基本的には、Discordの使用を推奨します。Twitterでも何度か書いてますが、Discordは一度使い方さえ覚えてしまえばレンタルサーバーのようにファイルを投げることもできますし、フレンド登録なども直感的に行なえます。ゲーム実況やネット飲み会など比較的新しいネットの楽しみ方以外にもできることはたくさんあります。
ただまあ、日本語圏だとどうしても既存サーバーはそこまで活況じゃないですし、この辺はTwitterの日本語圏での賑わいと対照的ではあります。
そんなこともあり、Twitterを補完しつつ新しいことをしていくのにちょうどいいツールであり、Misskeyのようなどちらかといえばツールをいじるのが好きなギーグ寄りの人以外も使い易いと自分でもMisskeyを使ってみて実感した次第です。
結び
まあ、とりあえずTwitterはそのまま使ってましょうやという話ですね。
Misskeyやくるっぷなどがあるといったって、利子や滞納などの課題を抱えてるTwitterにすら全くかなわない規模の運営しかできないわけです(というかそれぐらいTwitterをみんなが好き勝手に使えてる今の状況が尋常ではない)。
そういう状況をある程度冷静に見つつ、自分なりにコミュニティや活動のあり方を見直す機会を作っていきましょうよという陳腐なくだりでこの話は一度まとめておきます。