日々子育て MINIATURE LIFE展を息子と楽しむ
先日、息子と一緒にMINIATURE LIFE展を見に行って来ました。noteでも記事にされている方がいらっしゃって、私も行ってみたい！と思っていました。
「一緒に見に行かない？」息子に聞いてみたところ、「ヤダ。ママ一人で行って来たら？」寂しいことを言われてしまいました。息子と一緒に行きたい私は、電車好きな息子に電車の餌をまく。
「こんなのもあるらしいよー」田中さんのインスタグラムには、パンの新幹線の模型が線路を走っている動画がありました。食い入るように見る息子。「パンの電車？面白いねー」そして、息子は電車の中から撮影された、まるで本当に空を飛んでいるかのようなスーパーマリオの動画にハマる。「僕も見に行ってみたい！」「一緒に行こう、きっと楽しいよー」
何とか息子と一緒に行くことになりました。
「MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜」
ミニチュア写真家・見立て作家 田中達也は、日常のものを題材にして見立てた写真作品を2011年から1日も休むことなくインターネット上で発表しています。その作品世界は思わずくすっと笑ってしまったり、さすが！と唸ってしまうような楽しいものばかりです。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当し、現在もっとも旬なアーティストとして活躍の場を広げています。
どんな展示なのだろう？ワクワクドキドキです。
そんなに混雑しておらず、周りを気にせずに見ることができました。
写真撮影可！息子も一緒なので、スマホでパシャパシャ撮影して来ました。
ネタバレになりますので、これから見に行くよ、情報なしで見たいよ、と思われる方は、ダッシュで逃げてくださいー。
ご興味ある方、お時間ある方、お付き合いいただけると嬉しいです。
写真と一緒に、全てではありませんが、アクリルケースに閉じ込められた実物も展示されていました。
いやー！楽しい！こんなに小さいフィギュアを使っているのかー！
面白くて楽しくて、ワクワクがとまらない。
「ママー！こっち来てこっち！」息子も大興奮です。私はじっくり見れない（泣）けど、息子も楽しそうで嬉しい。
INTRODUCTION
大人になると常識や固定概念というものが付きまといます。
本は読むもの、服は着るもの、野菜は食べるもの。
子どもの頃はもっと自由に発想して物語を見ていたはずなんです。
積み重なった本はビル、服は床に広げて大草原、野菜は森や山。
視点を変えることで発見できる見立ての面白さ。
大人になるにつれて忘れてしまった遊び心。
そんな子どもの頃もっていたであろう発想や視点を
大人が本気で考えて形にしたらどうなるか。
本展をご観覧いただいた後に
あなたの身の回りのものが、少しでも楽しく見えていると幸いです。
タイトルは、図録「MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜」、インスタグラムより引用しています。
左下にミニチュアのフィギュアがちゃんといるんです
こんなに小さいのか！
音符がハードル
ペースを乱さない走り方 Keeping on Pace
くすっとしたり感心したり、タイトルがまた！素敵なんですよね。
付箋を登る
問題の解き方は人それぞれ There’s More than One Solution to the Same Problem
星空だ
甘の川 Milky Way
作品をどうやって展示しているのだろう？と疑問に思っていたのですが、「MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜」今回の図録でもあるのですが、そちらに載っている写真とちょっと違っています。本の方は、銀のスプーンで波なみお皿のミルクティー。インスタグラムの方では、ソルティーウェイの言葉、＃砂糖と見せかけて実は塩です、のタグがありました。
ということは・・・展示物は、それぞれの会場ごとに一つ一つ作っているんですね！そりゃそうか、運んだら崩れるか。
しかし、それって凄くないですか！
とっても時間のかかる作業ですよねー。
ここで書いていながら、田中さんの偉大さにまた感動！です。
そしてクリップがテントに見える不思議
今夜はここに泊めてクリップ Tent City
乗り物になってる！
ディッシュニーランド Dishneyland
息子
違和感なし
雨あけパンチ Drought Relief
まさかシュレッダーがこんな風に使われるとは！
これ大好きです
まもなく雨は止むでしょう It will stop raining soon.
紙が無くなったら、止みますね
本当に素晴らしい楽しい
「竹がストローだ！」と息子
自分を曲げずにまっすぐ伸びよ Bamboo Forest
Light Train こう見えても車内禁煙です
こちらは図録には掲載されていなかったので、インスタグラムより引用しています。ライターまでも電車になってしまう。
会場ごとに壁に書かれているのだと思います
他にも素敵な絵、ありました！
是非とも、皆さん会場で確認してください！
クネクネと角を曲がって進んでいく。ブラシやファスナーやクリップ、ボタン、ストロー、シュレッダー、身近にある何でもないものが、愛おしく感じてくる。楽しい！子供に戻ったような気分。
カシャカシャと微かに音が聞こえて来た。
「息子！この音！パン幹線いるんじゃない？」ハッと嬉しい表情になる息子。駆け出してしまった。「ママ！ママこっち！」
「やったね！いたねー」
パン幹線、パン幹線と騒いでしまったが、本当は新パン線でした。近くで聞いていらっしゃった方々、大変失礼いたしました、申し訳ありませんでした。私と息子はパン幹線が抜けなくなってしまいましたが、皆さんは大丈夫だっただろうか？本当は、新パン線。
「本当だね！各会場の最寄りの駅なんだね」
息子と二人
大興奮！細やかな配慮に感動！
新パン線 Bread Train
一周走ってお休みの繰り返し
何周も見ていた
ステープライブラリー Library
帰り道 The Way Home
「息子これわかる？」「畳が田んぼに見えるね」
夕焼け小焼けで日が暮れて、田んぼの畔道を歩く。
そんな風景が浮かんできて、もの悲しくなります。
畳なのに！
とても素敵でした
仙台といえば
ずんだ餅！
三重塔も器なんですね
仙台といえば
羽生結弦さん！
スケートリンク
いやーとっても楽しかったです。
私の身の回りのものが、とっても楽しく見えています。
私がそうありたいなーと思う、楽しい面白い幸せの目標の形を実現されていて、色々と勉強にもなりました。
じっくりゆっくりと写真を撮りたかった気持ちもありますが、息子と一緒に楽しめてよかったです。息子も喜んでいました。
販売コーナーでは、ミニチュアフィギュアやミニカー、ポストカード、写真集などなど色々と販売されていました。
何とか展がある時には、たいてい図録を購入します。思い出になっていいもんだな、と最近思います。しかし、いつ誰と行ったのか忘れてしまうので、母がしていたように、何年何月何日誰と、と書き残しておこうと思います。息子が大きくなった時に、思い出せるように。
そして、今日の息子の思い出に！と何となく流れで買ってしまった黄色いミニカー。今は電車に夢中の息子。家についてから、「やっぱりこれ、いらなかったかな？」とか言っていた。
本当は大して欲しくなかったけど、ママが買ってくれた黄色いミニカーという残念な思い出が残るのだろうか？パン幹線のことは楽しい思い出として残しておいて欲しい。あ！新パン線ね！
仙台会場は11月27日まで。
その後、愛知・名古屋で12月4日から「MINIATURE LIFE展2」開催予定。
え？MINIATURE LIFE展2なの？？？
2があるのか！
また仙台、東北にも来てください！よろしくお願いいたします！
その会場その会場で展示が異なるようで、何度でも楽しめそうです。
皆さんも、ぜひ、見に行って楽しい体験してみてください。
お付き合いいただき、ありがとうございます！
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