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日々育児 がんばっていたんだね

3月3日 こんにちは!育児享受中のshimaikuです。お雛祭り、耳の日、桃の節句ですね。青空がキレイ、だけど、スギ花粉がきてる、目シバシバ、喉イガイガ、花粉症に悩まされる今日この頃です。

今日の息子、私が起きようとしたら、「ママ、まだいっしょにねてて」ぎゅうと抱きついてきて、引き止められた。珍しい、調子悪いのかな?「じゃ、もう少し寝てるね」目覚まし時計が鳴ると、起きるのを許してくれた。

年少さんの頃は、私が先に起きると、「ママいかないで」泣きながら阻止されていた。最近は、そんな事もなくなっていたけど、「今日はいつもよりも、朝が早かったからなのかな、調子悪いのかな」と思っていた。熱を計ると、少し高め。最近は気候の変化が激しいから、風邪気味なのか、鼻水が出たりしていた。「やっぱり調子悪いのかも、幼稚園いけるのかな」と思った。

そんな心配はよそに、グズる事なく、バスに乗って幼稚園に行きました。今日はお誕生会の日、お雛祭りの日なので、楽しみにしているのかな。

息子には、卵と乳製品のアレルギーがある。

幼稚園では、アレルギー対応給食だ。皆んなが飲んでいる牛乳も、息子だけ飲めない。

先日、「みんなといっしょのきゅうしょくだったんだよ、いつもぼくだけちがうんだけど、シールがなくていっしょだったんだ、うれしかった」と、息子が言った。いつも、一人だけ違うものを食べていて、寂しい思いをしていたのだろう。食べれない事に、怒ったり泣いたりした事はないけれども、ずっと悲しかったんだろうな、と思った。

息子の幼稚園では、お誕生会があって、その月に生まれた子をお祝いしながら、小さなショートケーキを皆で食べる事になっていた。

子供なら、みんな喜ぶ、嬉しい、ショートケーキ。

しかし、息子は、食べられないのである。「可哀想」といってしまうと、息子も「ぼくは、かわいそうなんだ」と思ってしまう。そう思わせないように、なるべく言わないようにしている。しかし、みんなと一緒に、同じケーキを食べれないなんて!可哀想だ。

お菓子作りは得意ではないが、毎月、息子のお菓子は、何かを作って用意していた。大抵、リンゴやサツマイモ入りの蒸しパンやマフィンなど、簡単に作れる物なのだけれども。ある時、上手に切れなくて、ぐちゃぐちゃになってしまった事がある。「あ、失敗した、ごめんね、不恰好だけど、おいしいよ」と思いながら、息子にもたせた。

息子が幼稚園から帰ってきて、「なんで、ちがうケーキなの?ケーキぐちゃぐちゃだねっていわれた。おかあさんがつくってくれたんじゃないのって」私は、あ!やっぱり、ぐちゃぐちゃって言われたのか、と悲しくなって「ぐちゃぐちゃだったね、悲しかったね、ごめんね」と言った。もしかして、いじめられているの?と、心配になりながら。息子の顔を見ると、「なにが?」と、あまり気にしていないようで安心した。

年少さんの頃は、風邪を引いてしまい、お誕生会をお休みした。お誕生月の時は、親もお誕生会に出席する事になっていた。「みんなと違うケーキをどうやって食べているのだろう」と、不安に思っていたので、お誕生会に行けなくなった事に、内心ほっとしていた。

年中さんになって、はじめて、出席したお誕生会。息子は、主役になれて嬉しそうにしていた。

ケーキを食べる時間。息子は、周りを気にするでもなく、一人違ったお菓子を嬉しそうに、美味しそうに、むしゃむしゃ食べて完食してくれた。何度も、何度も、お誕生会や給食を経験して、傷ついたり、悲しんだりして、他の子とは違う事に、慣れてしまったのかもしれない。

一人だけ違う事に臆せず、堂々としている姿に、「たくましくなったな、繊細で神経質なところがあるけれども、本当は強い子なのかもしれない。他の人と違うって事を受け入れて、頑張っていたんだね」と泣きそうになってしまった。

「息子は、何で、アレルギーになってしまったのだろう」今だに、自分を責めてしまう事もある。幸い、アナフィラキシーショックになる事もなく、いじめにもあってはいないようだ。私だったら、一人だけ違う給食を食べるのが嫌で、幼稚園に行きたくないと言ってしまったかもしれない。

明日は、年中さん最後のお弁当の日。息子の好きな物をたくさん入れてあげたいと思う。「よく我慢しているね、頑張っているんだね、いつも、残さずにお弁当食べてくれて、ありがとう」

少しずつ、いろいろな物が食べられて、みんなと同じ物が食べれるようになればいいなと思う。

ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!